一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【行政書士試験】肢別過去問集を回転の仕方が間違っているか?気づくには?

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2023.8月現在、定期的に行政書士受験生を観察させていただいています。

 

毎年、恒例なのが、肢別過去問集を10周以上(場合によって20周以上)回転させているにもかかわらず、模試の点数が悪いケースです。

 

具体的には点数で記述込みで150点~160点で止まってしまう場合です。

 

通常なら、肢別過去問集を10周以上回転しているのに、点数が150点~160点で止まってしまっている場合は、

 

・残念ながら肢別の回転させる勉強法が間違っているか?

・これ以上肢別を回転させても点数が伸びないと見切る

 

以上のどちらかを判断する必要があるように「私なら」思います。

 

合格するやり方は、人によって千差万別なので、絶対にそうすべきだ!というわけでないですが、私なら上記のような判断をします。

 

が、その判断ができず(判断をせず)に、ひたすら回転を続けてしまう人がいるようです。

 

それでも試験である以上合格することもあるでしょう。が少なくも模試で点数が悪い(150点~160点)事実を真摯に受け止めて、なんらかの対応をした方が合格確率は上がるように思います。

 

つまりは、ハッキリ言ってしまうと、肢別過去問集を10周以上回転しているにもかかわず、模試の点数が記述含めて150点~160点であった場合は、「暗記」の勉強をしていると判断し、勉強法を見直した方が無難に思えます。

 

合格できれば良いですが、万が一、不合格になってしまった場合には、万年受験生になってしまう可能性が高いと思えるため注意が必要だと私は思っています。

 

【行政書士試験】肢別過去問集を使って、何年も不合格になっているのに、それでも利用してしまう理由とは?

 

 

肢別過去問集は答えを反射的に答えるだけだと暗記になり、それではダメと言われているが・・。

 

肢別過去問集は、受験生にとって超メジャーな過去問集なので、毎年多く人が利用します。

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ネットでは10周以上すれば合格するという話が流れています。そして実際に合格する人がいます。

 

その一方で、10~20回転以上しても合格できなかった人が現れます。

 

そのときに、言われるのが、肢別過去問の「回転のさせ方が悪かった」ということです。

 

肢別過去問集を回転させる際に、条文や判例にもとづいて、根拠をもって答えられるようにしなければ意味がないというものです。

 

それをせずに、「問題を読んで〇×と回答しているだけだと、意味ないよ!」とよく言われています。

 

以上を端的にいうと、〇×を反射的に答える「暗記」ではなく根拠をもって答えられるようにする「理解型で回転」することが大事と言われるわけです。

 

そのため、多くの受験生は肢別過去問を「理解」でやろうとしているはずです。「暗記」と思ってやっている人はいないでしょう。

 

が、10~20回転以上しても合格できなかった人は、決まって「暗記」でやっていたから不合格だったんだよ!と言われます。

 

観察していると、すべて結果論で語られているように感じます。

 

合格している人は「理解」で不合格になった人は「暗記」であったと問答無用でされるわけです。

 

※肢別過去問を回転させている本人は「暗記」だと気が付かない。

 

一番の問題は、自分のやっているやり方が「暗記」なのか?「理解」なのか?の判別ができないことに思えます。

 

最初から、不合格になる学習法である「暗記」で勉強しようと思っている人などいないわけです。

 

ほぼ全受験生が「理解」であろうと思って勉強しているでしょう。

 

模試で悪い点数を取ったとしても、「たまたまその模試で点数が悪かったから」かもしれません。

 

もしくはあと5周すれば、点数は上がるはずと思う可能性もあります。

 

それゆえに模試で点数が悪い=肢別過去問の回転の仕方が悪いとは思いにくいでしょう。

 

さらに「自分がこれだ!」と思ったやっている勉強法が「間違っていた」とは通常は思いたくありません。

 

つまりは、色々な要因が絡んで、自分のやっている勉強法が良いのか?悪いのかを冷静に判断をするのは難しいと思えます。

 

が合格を目指す以上、そこは真剣に向き合う必要があります。

 

10周以上しているのに点数が記述含めて150点~160点なら、「暗記」を疑うべき

 

上記のように、色々な要因が絡むために、一概に自分のやっている肢別過去問集のやり方が悪い(=暗記)とはいえません。

 

が、回転数で10周以上しているにもかからわず、模試の点数が記述含めて150点~160点であるなら、やり方が悪い(=暗記)と疑った方が良いでしょう。

 

少なくても、ネットで言われている話では、10周以上回転すると合格水準に達する可能性が高いことが言われています。

 

そのことから考えて、「自分のやっていることは間違っていそうだ」と疑わなければなりません。

 

自分がやってきた勉強法を疑って修正するのは簡単ではありません。が、模試の結果が悪い以上は修正することを視野に入れて良いと思えます。

 

※実際の私の場合の具体例

 

私も肢別過去問集を使っていましたが、10周くらいしても点数が微妙だったこともあり、途中で見切りました。

 

具体的にはLECの模試6回パックを受けて、4日目までドンドン点数が下がっていったので、回転させていた肢別を辞めて、他の教材にシフトしました。

 

 

 

 

 

 

この4回目の全日本模試2回で178点で180点割れになったので、勉強法を大きく見直しました。

 

 

 

 

 

 

勉強法を見直した効果か?どうか?は正確にはわかりませんが、模試の点数も上向き結果として合格することができました。

 

 

 

むやみに勉強法を変更することはリスクがありますが、模試の点数が悪い場合は変更を検討しても良いように思えます。

 

実際に私がどのように思って勉強を変えていったのか?は以下で書いています。気になるかたは参照ください。(一部有料です)

 

【行政書士試験】勉強すれども点数がイマイチ伸びない方へ!「正しい方向の勉強をしているか?チェックする方法」のご紹介。

 

 

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