一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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行政書士試験の直前期(約1か月前)はどんな精神状態で何をしていたか?

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現在は2022年10月14日で、2022年の行政書士試験日である11月13日の約1か月前です。

 

私は2020年(不合格)と2021年(合格)の計2回行政書士試験を受けました。

 

それぞれの直前期(約1か月前)どんな精神状態でどんな勉強をしていたか?をご紹介します。

 

2020年の直前期の精神状態(模試がボロボロで焦る)

 

2020年は、1ミリたりとも不合格になると思っていなく、当然に合格するもんだと思い込んでいました。

 

ネットで合格までの必要勉強時間が600時間~800時間で、士業の中でもっとも簡単と位置付けられているのが行政書士試験です。

 

600時間~800時の勉強ではなく、倍の1500時間くらいやって、合格率が高い資格予備校のアガルートを使えばば、問答無用で合格圏内にいくだろうとナメきっていました。

 

 

↓実際に約16万で講座を課金しました。合格率は60%以上をうたっていました。

 

 

 

 

公開模試はもちろんのこと、市販模試すら、やらずに余裕をかましていました。

 

勉強時間は1200時間~1500時間はやっていたと思います。

 

が、直前期になって市販模試をやってみたら、点数がボロボロでした。

 

行政法などは19問中13問しか正解しなく、17問の正解が必須とされる合格ラインに、ほど遠い現実に直面しました。

 

加えて、回答時間がかかりすぎ、どう考えても試験時間の3時間以内に完答するのは無理な状態で、お先真っ暗になりました。

 

士業の中では簡単と言われるもの合格率10%の国家試験の難しさを痛感しました。

 

2020年で残りに1か月でやったことは1発逆転狙いで記述対策

 

そんな状態で、実力がボロボロ状態だったので、逆転狙いで記述対策をすることにしました。(それまでは記述対策は、ほとんどしていませんでした)

 

的中率が高いと宣伝していたアガルートの記述対策を購入しました。

 

3問中1問でも正解できるなら20点増えるから、安いものだと安易に課金しました。

 

 

まさに直前の9月19日に課金しています。

 

 

結果は、問46で背信的悪意者に関する記述がでて、近い部分がアガルートの記述にありました。

 

完全に書くことはできませんでしたが、部分点の10点はこの講座のおかげで取れたと思いますが、そもそもの知識が仕上がっていなかったので不合格となりました。

 

 

 

2021年の直前期の精神状態(勉強時間を増やしても点数が伸びないので諦めの境地)

 

2021年は2020年のように無策で臨んだわけではありません。

 

反省を踏まえて、それなりに対策を立てて臨んでいましたが、勉強時間を増やせども模試の点数が伸びない状態でした。

 

2020年からの累計勉強時間では2500時間~は超えていたものの、模試の点数が伸び悩んでいました。

 

下記がLECの公開模試の直前期の模試の結果ですが、180点以上になってはいるものの、上位10%に入っていない水準で微妙でした。

 

 

 

私の期待としては、2年目受験で累計勉強時間も2500時間~なら230~250点くらいの点数をとってブッチぎってくれると思っていました。

 

 

精神状態としては、もうこれ以上勉強しても点数が伸びないんじゃねえ?ということでした。

 

 

減量苦のボクサーの減量みたいに、やっても効果がでにくい状態になっているのが直感で感じられました。

 

 

2021年で残りに1か月でやったことは「不合格になることを想定し勉強時間を減らす」こと

 

点数の微妙な状態なのに、なぜ勉強時間を減らすのか?と疑問に思うかもしれません。

 

理解しにくいかもしれませんが、私は不合格になるリスクを考えました。

 

私の当時の実力では合格するかどうかは50%くらいで、問題運によっては不合格になるだろうと冷静かつ客観的に分析しました。

 

「絶対合格してやる~!」的に感情的に突き進むことはせずに、模試の結果から、不合格も十分にあると判断しました。

 

 

不合格になった場合に、「この勉強しても点数が伸びない状況」だと最悪、万年受験になるリスクがあります。

 

 

加えて、人生の貴重な時間をひたすら行政書士試験の勉強に突っ込む恐れがでてきます。

 

 

その無駄に時間を行政書士試験に突っ込むのを避けるために、もう行政書士試験にはあまり時間を使わないと試験の直前期の段階で決めたわけです。

 

 

せめて試験までは全力で勉強すればいいじゃないか?と思うかもしれませんが、全力でフルで勉強して不合格になった場合は、敗北感に打ちのめされることを危惧しました。

 

そうなった場合はその次の年にモチベーションにかなり悪影響を与える恐れがあっために、もし不合格になっても打ちのめされることなく、適度に勉強できるようなメンタルでいられるように調整をしたわけです。

 

この点は、他の方には理解しにくいことだと思いますが、自分の性格を考慮して、あえて勉強時間を少なくするということを選びました。

 

複数年不合格になると精神崩壊するリスクがある

 

勉強時間を減らすということが何を意味しているか?と言うと、以下です。

①これ以上勉強しても点数が伸びないだろうと直感で感じた。

②だったら基礎力の維持する勉強にとどめ、あとは毎年の記述ガチャだけを期待しよう。

 

5年くらい継続して受験していれば、1年くらいは2問くらい正解(40点)できる年がくるだろうという期待値にかけるつもりでした。

 

その間も、必死に勉強しているのはコスパが悪いので、合格したらラッキーと思えるくらいのトーンで行政書士に臨もうと思っていました。

 

そのためにも、フルコミットして不合格になった場合に精神が崩壊するリスクを回避したわけです。

 

観察していると精神崩壊している人は結構いることがわかります。

 

精神崩壊している方に何がおきるか?というと、とりあえず敗北感に打ちひしがれ、翌年の3~4月くらいまで無気力になっている傾向です。(1日1時間くらいの勉強はしていると思われます)

 

そして5月~6月くらいになると、そうはいっても本格的に勉強を開始するイメージです。

 

当然に、11月~12月に勉強を開始している人から比べれば、初動が遅く、点数が伸びにくくなります。

 

結果は、また不合格でまさに負のスパイラルになる傾向です。

 

それを避けるために、勉強時間を減らし、不合格になっても、すぐ勉強できる精神状態に自分を調整したわけです。

 

結果、問題運に恵まれて合格できたものの、法律の勉強は難しかったです。

 

万年受験生をかなり意識していました。

 

絶対合格!みたいな感情的にはなっていませんでした。冷静に自分の実力を判断していました。

 

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