一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

資産運用はリスク管理(バランス)が大事。~40歳までに資産運用未経験は資産運用には手を出さないべき~

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↑資産運用はバランスが大事です。

 

私は資産運用にはリスク管理が大事だと思っています。

 

が、このリスク管理ができる人はあまりいません。

 

なぜならば、自分の欲との戦いになるからです。クリック一つで数千万(数億)を投資することが可能です。

 

通常、数千万(数億)の取引をするのであれば、契約書を交わしたりして、慎重に時間をかけて行います。

 

が資産運用なら、クリック一つで、簡単に数千万(数億)を投資することができてしまいます。

 

なかなか制御できる人は少ないでしょう。

 

それゆえに、本来的であれば有効であるはずの資産運用が日本ではバクチのようにイメージされ、してはいけないもののようになっていると思われます。

 

が、この措置は、あながち間違っていないと思います。

 

訓練せずに安易に資産運用に手を出すと一生を棒に振る取り返しのつかないことになるので気をつけましょう。

 

個人的には40歳までに投資をしたことがない人(投資をして資産を半壊した経験がない人)は、もう資産運用は一生涯やらない方が良いと思います。

 

60歳くらいの人が40年贅沢をせず節約をして貯めた退職金を含めた1億円を1年ですべて飛ばして、借金生活になった話などは珍しい話ではありません。

 

そうなる確率があるため、40歳以上で投資未経験の方はやらない方が無難でしょう。

 

どうしてもやりたいという場合は、資産が高確率で半分になるのは覚悟した方が良いと思えます。

 

投資経験者であっても油断せずに、自分でバランスを崩さない適正範囲で投資をすることを徹底しなければなりません。と私は思っています。

 

※投資は自己責任です。投資をするための情報を提供を意図するものではありません。

 

2023.4.28の為替の大きな変動で資産を半壊させた人多い

 

2023.4.28は、大きく為替が円安に変動しました。

 

きっかけは日銀の金政策決定会合で予想に反して、金融緩和継続の姿勢を打ち出したからです。

 

出典:https://minkabu.jp/news/3585871

 

結果として数日で為替が3円近くも円安に振れました。

 

 

観察しているかぎりと、過剰レバレッジで投資している人は1円も為替が動くと資産が20%くらいは変動します。

 

それが3円も動いたとなれば、資産が60%くらい変動している可能性があります。

 

つまりはここ数日で資産が60%近く減ったことになるでしょう。

 

たぶんこうなってしまった人が結構多いと思います。

 

というもの、為替は中長期で円高になる思っている人が多いと思われるからです。

 

※2022年11月から中長期的に為替は円高になると見られている

 

 

ここ数か月はある意味で円高にベットしていれば、高確率で資産を増やすことができて比較的イージモードでした。

 

2023.11月につけた1ドル=約150円を天井に円高の流れになりました。

 

 

まだ高止まっているといえ、インフレもピークをつけ、アメリカの金利上げ局面も最終で、来年には利下げモードになると言われているからです。

 

※本当は昨年半ばからそういわれていますが、なかなか円高になっていませんでしたが、昨年11月から、やっと円高局面が到来しました。

 

そこにきて、日本の金融政策も緩和をどっかで辞めるように雰囲気があり、円高に拍車をかけることが予想されていたとも言えます。

 

それゆえ、昨年の11月からある意味、円高にベットしていれば勝てるという比較的イージモードだったとも言えます。

 

つまりは、為替は円高になるだろうという人が多いと思えます。

 

そんな中、円安方向にいいかんじで戻ってきていたため、絶好の円高狙いチャンスと思った人が多かったとも思えます。

 

 

そこに予想外に大幅に円安に振れることが起きました。

 

過剰レバレッジで投資をしていた人は、軒並み、資産を半壊させた可能性が高いと思われます。

 

為替もいい感じに円安の状態で、ここから大きく円高に振れて大きな利益が取れるだろうと皮算用をしたと思えます。

 

それが見事に多くの人が予想しているであろう逆に大きく動いてしまったと言えます。

 

時間が経過すると、為替は円高になっている可能性が高いと思いますが、数日(短期間)の為替の振れは予想外に円安に動くことは珍しくありません。

 

※投資金額を適正に抑えていれば、どうということはない

 

今回で為替が予想に反して逆に動きをしてしまったとしても、投資金額が適正の範囲内であれば、どうということはありません。

 

例えば、1000万持っている人が100万投資をして、3%逆に動いても3万しか負けていません。

 

大きな痛手はないでしょう。

 

が、勝負だ!と1000万しかないのに、1億の投資をしていたらどうでしょうか?

 

3%動いたら、300万が負けます。数日で資産の30%を失うことになります。

 

通常、こうなると冷静な判断ができなくなり、取り返そうとバタバタ取引をしてより悪化して結局資産を50%失って半壊するみたいなことになりやすくなります。

 

資産運用(投資)はFXなら25倍までレバレッジをかけることができます。

 

1000万の人は最大で2億5000万までクリック一つで投資がやろうとすればできてしまいます。

 

良い方に行けば、1発逆転で大金をつかめるかもしれませんが、同じ確率で資産を半壊させる可能性があります。

 

※高確率で半壊になります。勝てた場合は、さらに同様に投資するため、どっかで負けることになるためです。

 

このあたりの自分の欲を制御するには、相当の鍛錬が必要と私は思っています。

 

上記の例で言えば、多くの人が300万をとりにいきたいと思うでしょう。3万では勝ってもしょうがないと思いやすいでしょう。

 

が逆に言った場合のことも想定しなければなりません。わかっていても300万を取りに行く人が多い印象を受けます。

 

資産を半壊させるようなつらい経験を何度もして、欲が制御できるようになってくると私は思っています。

 

それゆえに、40歳を超えてからの投資は、資産を半壊させたら挽回できにくいいので、辞めた方が良いと思っています。

 

上手く、欲を制御して投資ができている人も、バランスを崩さないように細心を注意をしておかねばなりません。

 

今回の為替における惨劇を遠くから見ていて、改めて思った次第です。(※私はこの時期の為替に投資はしていませんでした。)

 

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