私が「実名」は出しているが、「顔出し」をしていない理由。(2023.5月時点)
![](https://hm-kawashima.com/wp-content/uploads/2023/05/22262805-scaled.jpg)
↑ちらっと顔だししているネコ。
士業に限らずですが、事業をしている人はHP上では実名・顔出ししている人が多いでしょう。(私は顔だししていませんが)
が、冷静に見渡してみると、そういう方であっても、士業界隈だとSNS上では「実名」「顔だし」していないケースが散見されます。
下図のようにSNS上でも事務所HPへのリンク等を設置していなく、実体とSNS上を切り分けているのがよく見かけます。
おそらく士業だと、一般的には地域密着であるため、そこまで「実名」「顔だし」をして集客する必要がないというのが実情でしょう。
むしろ、SNS上では「実名」「顔だし」すると、妬みや逆恨みを買って攻撃されるという負のリスクの方が大きいように感じます。
一般的には「実名」「顔だし」だと信頼性が向上するように言われていますが、本当にそうなのか?は疑問です。
せっかく「実名」「顔だし」していても、その人の人柄や業務レベルが想像できる記事が投稿されていないと、意味がほとんどないんじゃねえ?と私は思っています。
選ぶ顧客とすれば、「顔出ししてあるから安心」とはならないでしょう。
私自身が、ソコソコ高額の有料商品を課金していますが、匿名で顔出ししていない人の商品でも普通に購入するからです。
というわけで実名・顔出しというのは、メリット・デメリットが混在しており、人によっては良いことばかりではなくデメリットの方が多くなるため十分に吟味する必要があると思っています。
私自身は2023.5月時点では実名だしの顔は出さずという立ち位置を取っています。
そうしている理由をご紹介します。
目次
実名は「唯一無二」で検索で有利だから
実名を公開しているのは、グーグルでの検索上有利だからです。
同姓同名の人がたくさんいる名前の場合であれば別ですが、原則、自分の名前は唯一無二でしょう。
実際に私の実名である「川島和秀」でグーグルで検索すると、私のブログが1位、noteが2位に表示されます。
出典:グーグル
当たり前と言えば、当たり前の結果です。
他に私の氏名で記事を投稿する人などいないからです。(問題をおこした場合は別ですが・・)
つまりはほぼ競争なしでグーグルにおける1位表示が可能なわけです。
これを意図して、実名を公開しています。
自己紹介が面倒であれば、「私の名前を検索するとブログがでてくるから読んで」で済むわけです。
行政書士事務所でも同様の効果を狙っています。
私はあえて、ひらがなで「かわしま行政書士事務所」としています。通常は漢字で「川島行政書士事務所」とする人が多いです。
そこで、「群馬 かわしま 行政書士」で検索すると以下のように、グーグルで1位で表示されるようになっています。
出典:グーグル
まだHPを公開して、2か月も経っていませんが、一応、1位表示をとれています。
願わくば漢字でも1位を取りたいところですが、さすがにもう少し時間がかかると思えます。
これもあった人に名刺を渡さなくても、「群馬 かわしま 行政書士」で検索して!」で簡易的に説明ができ、かなり楽になると思っています。
競合はほぼいないので、高確率で未来永劫、こういう状態が継続できるのが実名を公開する威力だと思っています。
※仕事受注するには「キーワード」上位表示だが、そこまで求めていない
「いやいや!仕事を依頼するのに、名前や事務所名で検索する人なんていないよ!」と思う人が多いでしょう。
確かにその通りです。
氏名や事務所名ではなく、「群馬 建設業許可申請」などで仕事の依頼に直結するであろうキーワードで検索上位をとるのを目指すのがセオリーです。
が、個人的には、キーワード上位をとってからの受注はあまり意識していません。検索上位をとってたくさん依頼があっても、それはそれで困るからです。
私は仕事に対するスタンスは、ガツガツ仕事を受注したいとも思っていません。
「私」に仕事を依頼したいと思っていただける方(私のブログを読んでくれている方)と付き合っていきたいと思っています。
そのため検索されるキーワードよりも「名前・事務所名」で検索してもらって、依頼されることを意識しています。
そうすると依頼される件数はかなり少なくなると予想されますが、それで良いと思っています。
「顔だし」はそこまで意味を見出せない
顔だしは、2023.5時点ではしていません。
今後はわかりませんが、もしかしたら顔だしするかもしれませんが、現時点では顔出しは考えていません。
理由は、冒頭で書いたように、「顔だし=信頼性UP」とは私が思っていないからです。
顔を出す意味というか、メリットがよくわからないというのが実情です。詳しくは以下で書いています。
【集客】実名・顔出しでも発信が微妙だと「顔を出していない匿名の人」に集客で負けると思える。
むしろ、顔だしたことにより、第3者から攻撃や嫌がらせされるリスクが高まるので、デメリットしかないのでは?とも思っています。
事業が順調にいっているように見えた場合は、ネタまれるでしょう。
実際にアマゾン物販をやっていたときは、そういう同業者がでてきてかなり嫌がらせを受けました。身の危険も正直感じました。
というわけで顔を出すのはリスクが高いという感覚を現時点は思っています。
※個人的に思う謎:SNSで「顔だし」しているっぽいのに匿名にしていること
私がいる行政書士業界だと、実際の顔っぽい写真のプロフィール画像になっているが、名前は匿名みたいのをよく見ます。
わざわざ自分の顔をさらしておきながら、一方で名前を匿名にするという意味が私には理解できません。
実名のメリットを放棄して、顔出しのデメリットを受けているので、ハイリスク・ノーリターンで謎の行動だと思っています。
※そういう方を批判・否定しているわけではありません。単純に謎なだけです。
たぶん「実際のHP上では実名・顔出しはしている」のに「SNS上ではボカシている」のだろうと推定できますが、意図がよくわかりません。
どうせするなら、NFT画像を使って、最先端テクノロジーもかじってますよ~とアピールした方がまだ理解ができます。