【ひきこもり】孤高のひきこもりがマイナーな存在から脱し、市民権を得た状態になりつつある変化の兆し!?
私は2017年10月より、サラリーマンを辞めて起業したこともあり、基本ひきこもっています。
結婚もしていないため(×1子供なし)、家族とも接することなく、原則一人で生活しています。
メインの収入に関しても、ネットを通じた物販、note(記事)の販売、資産運用で、現状では非対面ですべて完結させることができるようにコントロールしています。
人と接する場合でも、テキストベースの文字でやり取りがメインになり、誰かとガッツリ話すということはほとんどありません。
「可哀そうに友達がいなくて寂しい人生」と憐れむ人が多いと思いますが、当の本人は、望んでその状態にしています。
私はその状態を「孤高のひきこもり」と勝手に定義しています。
そのように私は思っていますが、世間一般の認識とは大きくズレているのは理解しています。
が、時代を読む天才のAKBを生んだ秋元康さんがプロデュースする乃木坂46の2023.7に発表された新曲に「おひとり様天国」というタイトルをつけてました。
ツイッターのトレンドにあったので、「おひとり様天国」って何?と調べたら秋元さんが書いた新曲のタイトルであることがわかり、調べてみました。
歌詞をみてみると、私が思っている「孤高のひきこもり」と似たようなことが書かれています。
もしかしたら、「孤高のひきこもり」が一定の市民権を獲得するのかもしれないという時代の変化の兆しにも思えなくもありません。
おひとり様天国の歌詞
最初の方にでてくる歌詞は以下です。
自由で気楽な おひとりさま天国
もめることなく いつだって
穏やかな日々
本当の自分でいられるから
もう大丈夫
放っておいて
出典;おひとり様天国の歌詞
ひとりだったら揉めることなく、自由で気楽な穏やかな日々とあります。
これはまさにその通りでしょう。多くは日々の生活で人間関係でトラブルになることが多いです。
ファミレスなどで聞こえてくる他人の会話のほとんどは、人間関係の愚痴です。
「〇〇さんがさぁ~。△△って言ったのにぃ~。□□するわけ~。ありえないんだけど~」みたいなことを多くは話しています。
ひとりだったら揉めることなく、自由で気楽な穏やかな日々です。これはまさにおひとり様(ひきこもり)のメリットです。
大丈夫だから放っておいてというのも、一人でいると周りが勝手に心配したりしてきます。
そういう人に対して、「好んでやっているんだから放っておいて」という主張で、見事にひきこもりの声を代弁してくれています。
後半にでてくる以下の歌詞も「孤高」のひきこもりの本質をついていると思います。
プライドが邪魔してた
見栄えなど捨ててしまえ
今が 一番しあわせだ
It’s the single life
出典;おひとり様天国の歌詞
世間一般では「1人=寂しい」というイメージがあります。
そのために、多く人が一人でいることを避けがちです。
本当は1人でいたかったとしても、「1人=寂しい」と思われるのが嫌だという見栄やプライドで、誰かと一緒にいるという人は多いと思います。
そんな見栄やプライドを捨ててしまえば、幸せになるという正に「孤高」のひきこもりの本質だと思えます。
心の中では思っていても「言葉に出せないこと」が歌詞になっていると思える
音楽の世界のことはよくわかりませんが、素人感覚でいうと歌はハッキリと口に出すことは恥ずかしくできないけど、「実は本音」という部分を歌して表現する行為のように思えます。
たぶん一部の人の心の中では、おひとり様がいいなと思っているはずです。
そして、そういう人がだんだん増えているのが現状だと思えます。
その時代の変化を時代の流れを読む天才の秋元康さんが歌詞にしたような気がします。
たぶん10年くらい後には、ひとりで生活というのがある程度違和感がないような世の中になるような気がします。
※このひきこもりの歌は世の中に受け入れるのか?
個人的は、この「孤高」のひきこもりを推奨する歌が世の中に受け入れるのか?に関心があります。
楽曲が発表された直後のネットでの反応では、歌詞の一部に「浮気、二股、略奪」があるから不適切うんぬん的なものがありますが、些末な議論でしかありません。
歌詞全体で考えると別におかしくないでしょう。
問題は、そんな単語のことではなく、おひとり様を推奨する歌が世の中に受け入れられるか?というところです。
10代~20代には受け入れられなさそう気がしますが、30代後半~40代くらいの人には受け入れられる可能性が高いような気はしています。