【note】私がノウハウではなく体験談でnoteを売っている理由とは?
↑足を汚して実際に田植えを「体験」している子供。
私はnoteで「自分の体験談」を売っています。
ノウハウではなく「体験談」です。
人によって、「どっちも同じやん!」と思うかもしれませんが、私は明確に分けていて、ノウハウを売るようにことはしていません。
ノウハウとは、〇〇ができる方法が代表例で、〇〇するための方法のことです。
つまりは、「〇〇ができる方法」というノウハウとしてお金を取るなら、実際に購入した人が「〇〇ができる」必要があります。できなければ詐欺と言われても文句は言えません。
特に本と違って、有料noteは中身を確認することができません。売り方を間違うと「騙されたとも思う人」がでてくるでしょう。
ゆえに、私はノウハウではなく体験談を売るように気をつけています。
「〇〇ができる方法」ではなく、「私はこんなことをやってみたら〇〇ができたという体験談」を売っているわけです。
あくまで「私はできたけど、あなたはできるか?わかないよ!それでも良ければ見て!」というスタンスです。
体験談がウソである以外は「体験談で詐欺だ!」という人はいないでしょう。(と私は思っています)
※個人的には中身が確認できたとしても「〇〇ができる方法」ノウハウで売ることをしない方が良いと思っています。
できない人が一定数必ずおり、ウソじゃん!となるからです。
「〇〇できる方法」は売れるかもしれないが、信用を無くす可能性が高い
もっともよく見るのは、「〇〇できる方法」系の売り方です。
私は資格系のものをよく目にしますが、「3か月で1発合格する方法」や「短期間で20点あげる方法」みたいな宣伝文句です。
※そういう宣伝をしている方を否定・批判しているわけではありません。私はやらないというだけです。
「3か月で1発合格する方法」や「短期間で20点あげる方法」みたいな宣伝・タイトルでコンテンツを販売したら、当然購入する人は、3か月で1発合格できることや短期間で20点あがることを期待するでしょう。
が、実際は原則、購入した人はそうならないのが常です。
期待した効果が得れなかった場合には、購入した人は超ガッカリするでしょう。人によっては騙されたと思うかもしれません。
となると、次にリピーターとしてその人の販売するものは買うことはなくなるでしょう。
要は信用を無くしているわけです。
これだと、いつまで経っても自分の商品を買ってくる顧客が増えません。焼き畑農業みたいにすべてを焼き尽くすみたいになってしまいます。
ノウハウ系は固有の経験であり再現性が無い場合がほとんど
ノウハウ系というものは原則、再現性がありません。
その人だから良かったものであり、他の人がやっても再現される確率は低いのが通例です。
だからこそ、希少性があり、知りたいと思う人がいて購入されるわけです。
つまりは、ノウハウとして販売しても、通常、誰もマネできない結果になりえます。
マネできないものを、あたかも誰でもできるかのごとく売ってしまうのがノウハウ系には多いわけです。
ここに大いなる矛盾が発生しているのが理解いただけると思います。
ノウハウとして売るのは購入した人をガッカリさせるリスクが非常に高いわけで、販売方法としては微妙だと私は思っています。
そのために体験談として私は売るようにしています。
体験談なら期待値が高くなるのは抑えられる(と私は思う)
一方でノウハウではなく、体験談として売った場合は、あくまで体験したことをお伝えるという主旨になります。
もちろん体験談を通じてノウハウ的なものを提供するわけですが、「再現性はないかもしれないよ!」と期待値を下げることができると思っています。
実際に私が販売している「宅建試験の宅建業法で18点以上とれた勉強法」では、さらに念には念をいれて、以下のようなヘッジ文言をいれています。
実際にこのように書くと、売れる件数が少なくなると思えます。(たぶん)
が、私は少なくなってもそれで良いと思っています。
私が意識しているのは、実際の自分の体験談を伝えるのは当然ですが、できるだけ再現性のあることを伝えるように意識して記事を書いています。
通常はこれ系の記事は、自分のドヤりで「たいして勉強していないのに合格しちゃった系」がメインになる傾向です。
もしくは、私ですらこんな短期間で合格できたのだから皆様はもっと短期間に合格できるでしょう的に下手にでて実質マウントとりにきているパターンが多い印象を受けます。
そうならないように気を付けて書いているつもりです。
また有料記事以外にもブログにて毎日1500文字超の無料記事を投稿して、どんな記事を書くのか?を想像してもらえるように工夫をしているつもりでもあります。
そうすることで、有料記事を買って損したと思っていただかないように注意をしています。(他にもたくさん工夫していますが)
販売したい気持ちが強いと〇〇できる方法みたいなノウハウ系にして販売しがちです。が、そこはグッと堪えて、冷静に販売方法を決めるべきと思います。