【note】私が書かないように気をつけている体験談風のエッセイ
私はnoteでは自分がリアルに体験したことを書くようにしています。
実際にやってみたどうだったか?を書くようにしています。私はその体験談に価値があると思っています。
ネットで検索すれば、色々な情報を入手することができます。
が、多くは良く見せるために良いように加工されてます。また自分をよく見せるドヤり補正がかかるために、事実とは異なって情報提供がされている場合もあります。
資格試験情報などは典型的です。
実際は難しいのに、ドヤりたいが〇〇か月で短期1発合格できましたという人が、実際の難易度より易しいように加工して発信をすることが多いです。
それゆえに、実際とネットにある情報に乖離が生じていることが多い印象を受けます。
ある意味で仕方がないでしょう。
ゆえに、その歪みにニーズがあると思って私はリアル体験記を書くようにしています。(お前も一緒だろ!と思う人もいるかもしれませんが・・)
またその一方で書かないようにしているのは、体験記風のエッセイです。
結構見かけますが、読んでいて中身がなく、とても残念な気持ちになります。
※あくまで個人的な嗜好の問題で、そういう記事を書いている方を批判・否定しているわけではありません。
体験談風のエッセイとは?
エッセイとは、感想文とも訳される場合もありますが、その人が思ったままを書き綴るものと私は定義しています。
それゆえに、体験談も見方によってはエッセイになりえるわけです。
体験したことを感じたまま思ったことを書けば、体験談でもありますし、エッセイでもあるわけです。
人によっては同じように捉えるでしょう。
が、私は明確に違いを設けています。
エッセイは自分が思ったことを綴るのがメイン(つまりは感想文に近い)
エッセイは自分が思った気持ちを書き綴るのがメインになります。
エッセイでは体験談を書いたとしても、メインは体験談ではなく、あくまで自分が何を思って、何を感じたか?が中心になります。つまりは感想文に近いわけです。
それゆえに、エッセイの場合は、その書き手自身に興味があれば良いですが、興味がない場合は「あなたがどう思おうが知らんがな!」となります。
芸能人やアイドルなら、この手のエッセイは価値があると思えますが、無名の一般人がやってしまうと残念な結果で「知らんがな」に成り得ると私は思っています。
体験談を読みたい人にとっては、「読んで損した!」と思いやすくなると感じます。
私が観察するかぎり、体験談というタイトルであっても体験談風エッセイであるものが多い印象を受けます。
具体的にどんなものが体験談風エッセイと私が思っているか?をご説明します。
体験談風エッセイの具体例
具体的になんからの試験に関する体験談風エッセイを例をご紹介します。
私としては、その試験を実際に勉強して難易度はどうだったか?の感想が知りたいという前提で読んでいると仮定します。
体験談風エッセイは以下のような感じです。
私は〇〇試験を受験しようと思うきっかけは、なんとしても独立開業したいと思ったからだ。
そのために、毎日来る日も来る日も睡眠時間を削って勉強した。
さらにはスキマ時間を少しでも有効活用しようと、数分の時間でも空けばスマホアプリで勉強した。
そんな必死の勉強を〇〇か月やり、ついに本試験当日を迎えた。
その日は早朝から小鳥のさえずりが聞こえてきて気持ちよくなれたが、朝食に牛乳を飲んだのが失敗だった。
試験会場にむかうまでに、何度も腹が痛くなり、試験を受けれるかどうかという大変な状態になった・・。
がそんな逆境にも負けずに、無事に試験に合格することができたのである。
まさに奇跡的な合格だった!!これが私の合格体験記だ!
以上のように、体験談というよりも、完全に試験を題材にしたその人の日記になっています。おきたことに対して感じたことを書き綴っているだけのエッセイになってしまっています。
その試験を実際にウケて見て難易度はどうだったか?を知りたい人からすれば、「そんなの興味ないんだけど・・・」でしょう。
ネットで100時間あれば余裕で合格する!と言われているけど、実際にやってみたら100時間では全然足りなかった!などが知りたいわけです。
体験談風エッセイを書いている人の牛乳飲んで腹が痛くなった体験談など知りたいないのが通常です。
そんなこと書かないよ!と思う人がいるかもしれませんが、程度の差こそあれ、体験談風のエッセイになっている合格体験記を結構な頻度で目にします。
一般的に体験談から想像する中身ではなくて、単なる思ったことをそのまま書いてあるだけになっているわけです。
が、そういう体験談風エッセーでもしょうがないでしょう。体験談といえば体験談だからです。
そのため、私は体験談とつける以上、以下を意識して書くようにしています。
私が思う体験談とは、実際の体験をありのままに書くこと。
一方で私が意識している体験談とは、自分の経験したことをありのままに書くことです。
ドヤるために良く見せる必要はなく、その人が感じたことをメインに書くわけでなく、できるかぎり客観的な事実に基づいて淡々を記録していくことです。
実際に何をどれくらいやって、その結果が〇〇だったというデータだけでも、人によってはかなり価値があると思えます。
人が書く以上、なんらかの補正が働き、客観性がなくなる可能性もあるかもしれませんが、私はできるかぎり、ありのままの実体験を書くことを意識しています。
今回の記事は抽象度が高く、何を言っているのか?わかりにくいと思いますが、わかった上で書いています。ご了承ください。