一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【行政書士開業1年目】資格試験の勉強に比べると行政書士実務の勉強はかなり楽しい。

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↑2023.8月に受講した産廃に関する研修会の看板です。

 

2023.9.22は、わざわざ車で1時間30分かけて前橋の行政書士会に研修を受けに行きました。

 

研修の内容は以下2点です。

 

・相続土地国家帰属制度の申請書の書き方について

・建設業許可、経営事項電子申請システムの運用状況について

 

2つとも興味があるものだったので、とても楽しく勉強できました。

 

そもそもが普通にしていると上記のことを知る機会はないでしょう。そういう意味でも有意義でした。

 

一方で私は2023.10月の宅建試験にむけて勉強していますが、合格するために面白くない勉強をせざるを得ない状況です。

 

が合格するために四の五の言わずにやるしかないと思って勉強しています。

 

資格試験でも難易度が高くないものであれば、良いのですが、合格率が15%以下になると純粋な勉強ではなく合格するための勉強をしなければなりません。

 

宅建は合格率15%の試験でギリ難しいといえる試験に入ってきます。それがおもしろくない最たる理由になっています。

 

 

※合格率を下げるためには「普通に勉強しても点数が取れない」ようにする必要がある

 

資格試験は通常は、勉強すれば合格するようになっています。

 

がそれは合格率が20%くらいまでです。このレベルであると、原則、市販に売っている過去問など、普通に適正量勉強すれば合格が可能になっていることがほとんどです。

 

つまりは、落とす試験というよりも、合格させる試験なわけです。が、20%よりも難しくなるとそうはいかなくなる傾向があります。

 

普通に市販テキスト・過去問をやっても不合格になりやすい試験になってきます。

 

ようは合格させる試験ではなく、落とす試験に変わってくるわけです。

 

私が2023.9現在勉強している宅建も合格率が15%前後の落とす試験に入ってきます。

 

落とす試験は重箱のスミを突く問題も多い

 

落とす試験の場合は、単純な知識を問うことが少なくなります。

 

単純な知識を問う問題から、あの手この手を使って、うっかりすると間違える問題に作り変えるわけです。

 

それゆえに、基本知識が問われる合格率20%以上の試験と同様に、真っ向勝負で普通に勉強している人が高確率で不合格になるわけです。

 

このカラクリというか試験の特徴に気が付かないと万年受験生コースになりえます。

 

一生懸命に基本事項を抑えても、それでは点数が伸びないわけです。

 

合格するために、基本事項ではなく、うっかりすると間違える問題に間違わないように勉強する必要があるわけです。

 

こうなると、やっていることは、もはや間違え探しゲームです。

 

合格するための勉強で、法律の勉強でも基本知識の勉強でもなくなってきます。

 

それが超苦痛で、おもしろくないわけです。が、合格するためには、当然に四の五の言わずやらねばなりません。

 

資格勉強に比べると行政書士実務の勉強は面白い

 

以上のような状態で宅建の勉強を継続している私としては、本日の研修のように純粋に知らない知識を勉強するという機会は、とても面白く有意義に感じます。

 

たぶん、そもそもで勉強をしていなければ、実務知識と言えども勉強は苦痛になるかもしれません。

 

が、ここ数か月、間違え探しゲームの勉強をせざるをえない私としては嬉しくもあり、面白さを感じることができます。

 

知らない知識を勉強する場合は、「本来、勉強というのはこういうものだよな!」と思うからです。

 

というわけで、10月には成年後見人制度の研修が行政書士会でおこなれます。

 

宅建試験後、数日後なので、心置きなくその研修にも参加しようと思っています。

 

※そうはいっても行政書士をやるなら宅建は持っていた方が良いと思います。不動産に関する知識が問われることが多い印象を受けます。

 

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