一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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行政書士試験合格者が行政書士事務所のアルバイト・補助者に採用されにくい理由はおそらく・・。

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行政書士試験を合格すると、「開業だ!(゚∀゚)アヒャ。これで1国一城の主にやっとなれるゾォ~♪」となります。

 

が、冷静に考えると「実務経験ないやんけ!」となり、なら金もらって「実務経験積んだる!まずはバイトや!」と考える人が多いと思えます。

 

行政書士事務所の求人探そう♪となるのが自然の流れです。

 

しかし、行政書士の多くは1人事務所で回す人が多いと思われます。(いても補助者1~2名)

 

そのため、行政書士事務所の求人がほとんどないのが現状です。

 

ハッキリ言って、自分のやりたい業務の求人を見つけるなど、基本無理ゲーです。やりたかろうが、やりたくなかろうが、求人のあるところに申し込むしか基本選択肢がありません。

 

が、悲しい現実として、私の経験上行政書士合格者は行政書士事務所にバイト採用される可能性は極めて0に近いと思います。

 

バイトの面談が決まっても、ウキウキしない方が良いです。

 

行政書士事務所側は基本、雇う気はないという衝撃の事実です。(私の経験上および私の偏見)

 

では、なんで面談するか?というと社員としてなら雇っても良いと考えると思われ、社員として雇えないか?と面談でチェックするためと思えます。

 

正直、極めてタチが悪いと思っています。(履歴書作成、面談のやり取り、結果の連絡までに3週間程度かかります。かなりの時間を待たされることになるからです。本音では、バイトとして採用する気が0にもかかわらず・・。)

 

だったら最初から書類選考で落とせよ!と思います。

 

今回、行政書士試験合格者が行政書士事務所のアルバイト・補助者に採用されにくい理由を明らかにしていると感じるツイートを発見したので、共有させていただきます。

 

下記、ツイートは税理士事務所で働いている人のものですが、行政書士事務所でも(書類までは求めないまでも)同じ考えをしていると私自身も実体験より感じます。やっぱりそうなのね!と、うすうす感じていたことが「より確信」に変わりました。

 

出典:ツイッター

 

 

つまりは、アルバイトといえども経験積ませて、後々に行政書士として開業させたくないというのが採用しない理由と思われます。

 

要は、行政書士として開業する可能性があるものをバイトをして雇うと「実務のノウハウを盗まれ、最悪ケースでは顧客を奪られる」ため、わざわざ自分の利益を減らすことになるかもしれない同業が開業することをわざわざ金を払ってするかい!というのが胸のうちの本音と私は思っています。

 

そんなリスクを背負うなら、開業する恐れが1%もない何も知らない戦力0のおっさんやおばさんをバイトで採用した方がマシという思考回路になっているんじゃないか?と私は想像しています。

 

よっぽどの幸運に恵まれない限りは、行政書士の実務をアルバイトで積むという選択肢はないと思った方良いと私は思っています。

 

※全部の行政書士事務所がそうだ!と言っているわけではありませんので、誤解なきようお願いします。

 

開業を応援してくれる方もいると思うが、かなりレアと思える(基本無理と思った方が現実的)

 

ただでさえ、少ない行政書士の求人。

 

そして、たぶん多くの行政書士の方が同業を開業させるのに快く思っていない(私の偏見)と仮定すると、もっと確率が低くなります。というか0に近いと思います。

 

そもそもの求人が2~3件程度あればいい方です。

 

その2~3件の中から、同業として開業しても良いと考える方が1人いる確率は、33%~50%になり、事実上高確率になるので、無理ゲーです。

 

おそらくですが、前もってからの知り合い等で人間関係が構築できている間であれば、可能性は十分にありえると思います。

 

が、バイトの求人で申し込む、いわゆる一見さんの状態では、基本無理と考えた方が良いでしょう。

 

そもそもアルバイトで実務を本当に積めるか?は疑問に思う

 

「行政書士事務所でアルバイトをしたら実務経験が積める」と思い込むのにもリスクがあると思っています。

 

アルバイトしての募集であった場合は、雑用がメインの仕事になるケースも十分考えられます。

 

お茶出しや、電話番、コピーや書類のファイリングなど実務経験とは、ほど遠いことをやることになっても文句は言えません。

 

実際に、私が面談したうちの一つで、実際には雑用的な仕事がメインになりますか?と聞いたら40%はそうなります!と返答されました。

 

これは対面で話をしているために、かなりよく言って40%だと思えるので、70%近くが雑用である可能性も否定できない印象を受けました。

 

加えて、行政書士事務所のバイトの時給はものすごく低いです。

 

せっかく行政書士に合格しても、安い時給で雑用していたら、とても残念です。

 

同業の方で体験談を多く書いている方のブログ記事を徹敵的に読むのが良い

 

そもそもが、せっかく開業できる資格の行政書士を手に入れたのであれば、実務経験を他人に積ませてもらおうという発想が良くないと考えを改めましょう。

 

教えてもらわずとも、うまく言っていそうな人をガン見して、ノウハウと学ばせてもらおうという発想になった方が、後々の経営にも役に立ちます。

 

教えてもらって実務経験を積もうというのがサラリーマン的な考えと思います。

 

今は先人たちで体験したことをブログ等に書いてくれている方が一定数います。しっかり教えてもらうことがなくても、そこから十分に学ぶことができます。

 

が本質的な問題は、業務知識・経験をどうやって積むか?ではありません。

 

①業務知識・経験が不足している状態で、どうやったら顧客から選んでもらえるか?

②業務知識・経験が不足している状態なのに、どうやったら顧客に迷惑をかけずに仕事を完遂できるか?

 

の道筋を見つけ出すほうが本質的です。

 

あまり実務知識・経験うんぬんで悩むのは生産的でなく、もったいないです。

 

基本、行政書士業務をアルバイトをして実務経験を積むのは難しいというのが現実です。

 

アルバイトにいくなら、行政書士事務所ではなく税理士事務所の方が良い気がする

 

これまで上で説明したように、行政書士事務所で実務経験を積む目的でアルバイトに採用されるのは基本無理ゲーです。

 

少し遠回りになりますが、バイトする税理士事務所が良い気がします。

 

税理士事務所であると、行政書士事務所よりは求人がたくさんあります。加えて、同じ士業と言えども、競合すると考える人はいないので、採用はされやすいと思います。

 

業務知識・経験を積む目的ではなく、税理士先生との人間関係を構築する目的でアルバイトをするわけです。

 

多くの顧客を抱える税理士さんなら、行政書士業務を紹介してもらえる可能性もあると思えます。

 

かつ、税理士と連携するような業務が発生したときに、お願いできる人が確保できている状態になります。

 

バイトを考えなら、少し遠回りになりますが、税理士事務所というのもアリと思います。

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