一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

資格試験を勉強する上で気をつけていること。

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私はR4の1月に行政書士の資格を取得した後も、チョイチョイ資格の勉強をしています。

 

勉強したものとしては、以下です。

・税理士試験の法人税法

・宅建

・知的財産管理技能検定3級

・賃貸不動産経営管理士

・パソコン整備士

このうち、実際に資格を取得したのは、知的財産管理技能検定3級だけです。

 

後は勉強しているだけです。

 

税理士試験の法人税法などは、スタディングで5万を課金して、講座を受講しています。が試験を受けていません。

 

それでいいと思っています。

 

気をつけていることは、勉強したいものを勉強するということです。

 

もっと突っ込むと、その知識があると日々のコストカットに直結するか?どうか?を基準に勉強をしています。

 

その延長上で勉強をして、資格が取得できそうなレベルに到達しそうであれば、実際に受験するということをしています。

 

逆に、資格を取得するために勉強をするというはしないようにしています。

 

資格をブランド品のようにドヤるために取得する人が多いと感じる。

 

資格関連の情報を集めると、とにかくドヤっている人が多いです。

 

そういう方を追ってみていくと、いわゆる資格コレクターになっている印象です。

 

具体例でいうと行政書士を取ると、次は司法書士・社労士・中小企業診断士を受験へ向かう人が多いです。

 

人によって、行政書士を取って、その後、社労士を取得した後、今後は中小企業診断士の取得に向かっている方もいます。

 

生き方は人それぞれなので、否定するわけではありませんが、そんなに取得してどうするの?と素朴に疑問を思います。

 

おそらくですが、そういう方は資格=ブランド品のようにとられており、「〇〇資格取得!ドヤ!」とドヤりたいだけなんだろうと私は思っています。

 

ドヤりたいために、何年も時間費やして、もったいないと私は感じます。

 

私が気をつけていることはコストカットに繋がるか?

 

私は知識を習得することによって、コストカットに直結するか?を軸に考えています。

 

具体例としては、税理士試験の法人税法です。

 

法人税法の知識がないと税理士に会計処理・税務申告を頼むことになります。

 

毎月の記帳作業、決算期の申告作業によって、ざっくり年間40万~はかかると思われます。

 

つまりは、「税理士試験の法人税法」を勉強して、自分でも法人税の申告をすることが一定レベルでできるようになった場合は、毎年継続して40万~のコストカットに直結するわけです。

 

私は2022.9月時点で44歳です。75歳まで会社を経営していたとして31年間でざっくり1240万~のコストカットが実現します。

 

十分、勉強する価値があると私は判断します。

 

スタディングで5万を課金して勉強していますが、十分すぎるほど、5万以上は回収できています。

 

知的財産管理技能検定3級も同様です。

 

私は物販をやっていますが、その際に知財の知識は必須です。知識がないと面倒に巻き込まれることになり、最悪、弁理士と顧問契約してもらう必要がでてきます。

 

だったら、自分で知識を身に着けた方が良くねえ?という発想です。

 

常にその知識が実務に役に立っているのか?の視点で考えることが重要だと思っています。

 

そういう視点で考えたときに、私の経験上実務に役に立たない簿記・FPが人気資格になっていることに違和感を覚えています。

 

簿記・FPは人気資格だが、実際に実務にほとんど役に立たない

 

※簿記・FPを取得している方を否定しているわけではありません。

 

まずは簿記です。

 

簿記は昔でいうソロバンになってきていると私は思っています。

 

私が小学生のころはソロバン教室などがあり、クラスの20%くらいの人が通っていました。現代では電卓やエクセルの関数があるので、ソロバンを使うことはないでしょう。

 

ソロバンは暗算をするうえでの頭の回転を良くする側面もあるようなので、全てを否定するわけではありませんが、本来的な意味は数字を計算することです。

 

数字を計算するのに、時代遅れのソロバンに長けていても正直あまり意味をなさないと思えます。

 

なぜ簿記がソロバンのように時代遅れになってきているか?というと4年前くらいからクラウド会計が登場したからです。

 

簿記の知識がなくても、自動仕訳がされ決算書の作成が可能になったためです。(自動仕訳は間違っていることが多いですが、ググれば解決できます。簿記の知識は不要です。)

 

イチイチ仕訳を総勘定元帳に転記して、精算表・試算表・を作成などする必要は一切なく、ボタン一つで秒で貸借対照表・損益計算書を作成できるようになっています。

簿記を勉強するとは、数字を計算するときに、電卓を利用せずに自分で計算しないとダメ!と言っているようにイメージに近いです。

 

電卓で良くねえ?と思います。

 

つまりはクラウド会計で秒で決算書が作成できるのに、わざわざ転記して帳簿を自分で作る必要あるの?と思います。

 

5年後~には簿記は不要になっていると思います。(スマホ全盛の時代にガラケーの使い方に長けているみたいな存在になると私は予想しています。)

 

FPも同様です。

 

FPは主にライフプランニングです。

 

何をやっているか?と言うと以下のような極めて当たり前のことを数字化するだけです。

 

月の収入が40万で、支出が40万で、結婚後、3000万の家を買ったら、明らかに将来3000万不足します。

 

だったら、月に10万節約して、支出を月30万にすれば、3000万の資金を確保できます。

言われなくても、わからない?と私は思います。

 

かなり単純化していますが、やっていることを上記です。

 

実際にやることは、上記に車の購入費用・年に1度の旅行費用・家のリフォーム費用・子供の結婚資金費用等を組み込んで資金の出入りを複雑化しているだけです。

 

むしろFPをありがたがるということは上記のような極めて当然の資金の流れすら理解できていないという危機的に状況だと思えます。

 

あくまで私の場合ですが、このように、実際に資格が自分に何をもたらし、コストカットになるのか?という視点でみると、その資格を勉強すべきか?どうか?の判断しています。

 

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