一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

他の行政書士さんがどうやって開業したか?の情報収集をしない理由。

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

↑この犬みたいに目を閉じて、他の方の開業体験談は、ほとんど見ません。

 

私は2023年1月現在で、行政書士を開業しようと思っています。

 

必要な書類も集め始めて、今月中には開業の申請をしようと思っています。

 

一方で、開業するとなると不安がつきものです。

 

その不安を和らげるためにも、すでに開業している方がどうやって開業したか?などが気になるのが通常と思います。

 

開業うんぬんよりも開業後にどうやって軌道に乗せるか?のほうが気になるかもしれません。

 

そんなときに、他の行政書士さんについて色々と情報収集したくなりますが、私はほとんどしていません。

 

実際は、行政書士試験を合格した直後の一時期は、ざーと調べたことがありました。

 

が、そこで思ったことは、「全く参考にならん!」でした。

 

※そういう方々の発信内容を否定しているわけではありません。情報そのものは役に立ちますが、私の求める開業についての情報はどうやらなさそうと直感で思っただけです。

 

その点を詳しく説明します。

 

4~5名の方のどうやって開業し、軌道に乗せたか?を調べるが・・・。

 

とりあえず、色々、開業について調べていきました。

 

youtubeやブログやツイッターや本などで行政書士を開業していて、開業時の体験談等を発信しているものをいくつか見ていきました。

 

稼げているか?どうか?は正直わからないので、とりあえず開業して継続して業務を続けているであろう人の何人かチェックしていきました。

 

チェックする項目は、ざっくりで以下4項目です。

 

①取りあつかう業務をどうやって決めたか?

②どうやって仕事を受注したか?

③どうやって業務知識を習得していったか?

④注文の受注フローはどうしているか?

 

これらをチェックしてみると、正直、具体的な知りたいことは何も触れていないものばかりでした。

 

④注文の受注フローはどうしているか?については、まず触れているのを見たことがありません。

 

個人的には、どんな見積書を提示しているのか?どんな内容の契約書を作成しているのか?を知りたいわけですが、具体的な言及があるものをみたことがありません。

 

だいたいが、問い合わせがあったら、見積もりだして、契約します!の一行で言及が終わります。

 

※あくまで当時、4~5件チェックした中での話です。

 

 

①取りあつかう業務をどうやって決めたか?は2択で調べるまでもない。

 

取り扱う業務をどうやって決めたか?は概ね2択です。

 

始めから、それをやりたいと決め打ちしていた場合か、そういう注文がきたらそれが専門になったです。

 

それ以上でもなければ以下でもありません。

 

よく考えてみたら、そうだなと思えます。わざわざ調べるまでもないことでした。

 

②どうやって仕事を受注したか?は表面的なことしか書かれていない。

 

どうやって仕事を受注したか?は一番知りたいところでしたが、どれも具体性に欠けるものが多かったです。

 

たまたま、運よく知り合いの紹介で受注できた。

 

紹介での受注は確かに事実かもしれませんが、これを出されたら、自分に再現性が一切なく困ってしまいます。

 

セミナーをやったら、受注できた。

 

セミナーも一つの方法として理解はできますが、「実際にコストをいくらかけて、どんな内容のセミナーで、どういう呼び込みをしてなどの具体性がないもの」で、求めているものとは違いました。

 

せめてセミナーで受注できたのであれば、どういう苦労があったか?などが知りたいですが、そういうものはなく、単純にセミナーで受注できたなどです。

 

飛込営業で受注した。

 

飛込営業も同様で、「実際に1日何件飛び込んで、どんな資料を使って、どんな地域に回ったか?などの具体性や生々しさ」はほとんどありません。

 

紹介でもセミナーでも飛込営業でも受注できることはわかっているので、私が知りたいのは一歩踏み込んだもっと深いところなわけです。

 

たぶん私が求める深いところは、なかなか簡単には公開できないことなんだろうと思えます。

 

加えて、仕事が受注できるルートは極めて属人性が強く、再現性がないと判断しました。

 

5年以上前に開業された体験談は、環境が違いすぎて2023年なら、あまり役に立ちにくいとも思えます。

 

かといって、開業まもないのであれば、わざわざうまくいったノウハウを公開などはしないとも思えます。

 

③どうやって業務知識を習得していったか?は必死で勉強したとしか書かれていない

 

どうやって業務知識を習得していったか?もほとんど言及がありません。

 

多くは、「受注してから必死で勉強した」です。

 

確かにそうなるんだろうけど、それが知りたいことではないわけです。必死で勉強することなどは調べるまでもなく、わかりきったことです。

 

この業務知識についても、業務知識を積めないことが参入障壁にもなっているので、おいそれとは公開されないことが想像つきます。

 

というわけで、このあたりも情報収集したところで、何も出てこないだろうとの判断をしました。

 

 

※結局は手探りで自分でやっていく以外ない

 

以上のように、一定数の開業にまつわる体験談的なものを行政書士合格直後は探して読みましたが、結果は表面の情報ばかりで深く突っ込んだところには触れられていないという印象を受けました。

 

そこから行政書士の開業に関する情報を探すようなことはしていません。

 

このあたりは、自分で実績が積めてきたら超具体的にして有料コンテンツで販売したいと思います。

 

「ないのなら、作ってしまえホトトギス」の精神で行きたいと思っています。

 

以上、他の行政書士さんがどうやって開業したか?の情報収集をしない理由でした。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 群馬県邑楽郡で開業している行政書士のブログ , 2023 All Rights Reserved.