一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【建設業経理士2級】第19回の過去問の結果~77点で解答時間1時間51分~

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2023.3.12に迎える建設業経理士2級の本試験に向けて最終調整中で、模試を解きまくることを計画しています。

 

最新の12回分の過去問は回答済なので、それよりも前の2018年に発売された過去問を購入しました。

 

 

 

 

今回は19回目をやってみました。

 

結果は77点(合格は70点以上)で解答時間は1時51分(制限時間2時間)でした。問1~問4までは見直しできましたが、問5までは見直しする時間がなかったら、問5をメチャクチャ間違えました。

 

見直しできていたら+6点になっていたと思います。

 

この時間配分が難しいです。そのために過去問をやっていますが・・。

 

昔の過去問を取り寄せてまでやる理由

 

建設業経理士2級の問題をやるとわかると思いますが、最大の敵のケアレスミスの計算間違えです。

 

恐ろしいことに、経理・会計の知識ではありません。

 

単純に数字を間違えずに計算できるか?が合否に直結するキーポイントになります。

 

もちろん、最低限の知識がないと正解できないので、知識が必要なのは当然です。が、その知識を習得した後は、完全に数字を間違えずに計算できるか?に焦点が移ります。

 

そのために、可能な限り未回答の問題を演習して、ミスなく計算ができるように訓練していくことが必要だと私は判断しました。

 

既にやったことのある過去問をひたすら繰り返すことではないと思えます。

 

既にやったことのある過去問なら正解がある程度わかっており、計算を間違うリスクがほとんどありません。答えを既に知っているため、間違えそうになった場合に計算途中で「あれ?おかしいな?」と気が付くからです。

 

それでは本試験を想定した訓練になりません。正解を導くのが焦点ではなく、計算を間違えずにできるか?が焦点だからです。

 

そんなわけで未回答の過去問をやっています。

 

問1 20点中20点

 

特に難しい問題もなくサクサク回答することができました。

 

 

ビビッて見直しに、やや時間をかけすぎたかもしれません。

 

まだ見直しに時間をかけるべきか?かけないべきか?の判断がついていません。

 

問2 2問間違え 12点中6点

 

2問目の会社・銀行の残高相違問題は普段間違えませんが、今回間違えました。

 

確認すると回答ステップが間違えているようです。いままでがタマタマ合っていたようです。

 

4問目はショウガないという間違えで問題なしです。

 

 

 

~問2の解説~

 

(1)内部利益の計算です。

 

本店から仕入れた材料に5%利益の乗っているので、これを分解して内部利益を出します。

 

・本店仕入分 71400円+37800円=109200円

・内部利益 109200円×(5%÷105%)=5200円

 

A.5200

 

(2)銀行勘定調整法

 

・会社当座預金残高¥2,635,000

①工事未払金¥368,000の通知未着 → 会社+368,000

②振り出した小切手¥179,000の未取り立て →銀行−179,000

③引き落とされた電気代¥36,800の未処理 →会社−36,800

 

会社の当座残高2,635,000+①368,000−③36,800=2,966,200

 

・銀行残高 〇〇

〇〇−②179,000=2,966,200

〇〇=2,966,200+179,000=3,145,200

A.3,145,200

 

(3)定額法の減価償却費

 

仕訳をすれば計算できます。

 

 

交換したトラックの値段〇〇=418,000−178,000=240,000

 

240,000を5年の残存価値0で定額法で計算します。

240,000÷5=48,000

A.48,000

 

(4)資本準備金の組み入れ額

会社法で授権株式数は4分の1、資本金への組み入れは2分の1が最低と決まっています。

 

株式:1000株÷4=250株

資本組み入れ額:(250株×50,000円)÷2=6,250,000

A.6,250,000

 

問3 14点中14点(見直しして間違えを修正できた)

 

機械部門の配賦を間違えていたのを見直しで気が付き、修正しました。

 

下記で二重線で訂正しているところが該当箇所です。

 

 

あぶなかったです。見直しせずにすすめていたら、失点して不合格レベルになっていたかもしれません。

 

こういう点からも建設業経理士2級の合否をわけるポイントは「数字の転記ミスや計算間違えをいかにしないか!」にかかっていると思います。

 

問4 24点中22点

 

間違えたのでは理論問題で-2点です。

 

最初から理論問題は捨てており、確率的に半分合うようにすべてAで解答しました。問題は読んでいません。

 

そんなことよりも計算問題を間違えないことに注力しました。

 

 

 

結果は計算問題を間違ず完答できました。

 

 

問5 精算表  30問中15問

 

問5は見直しをする時間がなかったので、見直しせずにいたら盛大に間違えました。

 

時間配分ミスです。問3で計算ミスを見つけたために、より時間をかけて問4をやったために、問5に十分な時間を割けませんでした。

 

 

 

単純な退職金引当金と現金過不足になる雑損を間違えています。かなりの凡ミスです。

 

最低でもミスに気が付いてこの2問の+6点くらいにもっていっていないと本試験では危うくなります。

 

この辺りも全体を通して問題を解くという慣れを経験が必要と思います。まだあと8回できるので、本試験までに調整していきたいと思います。

 

建設業経理士2級の実態が計算ミスするか?しない?試験であることに気が付きました。

 

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