一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

行政書士試験リベンジ組は、合格確率を高めるために「これから受ける模試」の点数を公開すべし。

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

私はR2に行政書士試験をガチで1200時間以上勉強して不合格になりました。

 

 

その後、R3に1300時間以上勉強して、やっと合格しました。累計勉強時間でいうと2500時間~です。

 

 

 

通常なら600時間~800時間で合格すると言われていますが、2500時間~もかけて合格しています。自分で言うものなんですが、かなりの効率の悪さです。

 

その経験から、「1500時間~勉強しているのに不合格になるだけど・・」という人の気持ちがある程度わかるつもりです。

 

また合格後も定期的に受験生の動向を観察していますが、3年目以上の複数年受験で不合格になりやすい特徴があると思っています。

 

その不合格になりやすい特徴とは、勉強している様子を非開示にして、自分なりの勉強に突き進んでしまうことです。

 

行政書士試験は自分なりにガツガツ勉強しても合格できる試験ではありません。点数に結びつく正しい勉強法で勉強しないと合格しづらい試験です。

 

私は1年目に1200時間勉強しても不合格になり、2年目は累計勉強時間2000時間を超えたところで成績が下降していった経験を持ちます。

 

間違った勉強法で勉強していると勉強すれども点数が伸びないことを身をもって体験しています。

 

ゆえに、行政書士試験に合格するために、自分が点数に結びつく勉強をしているか?をチェックすることがとても大事だと思っています。

 

理由を以下でご説明していきますが、そうならないためにも、模試の自分の点数を公開するのが有効と私は思っています。

 

3年目以降の受験生は自分の勉強内容を非公開にしがち

 

1年目や2年目の受験生は、「どんな問題集を〇〇時間やった」や「模試の点数」などをツイッター上に公開している人が多い印象です。

 

が、3年目以降の受験生になると、1年目や2年目に「どんな問題集を〇〇時間やった」や「模試の点数」を公開していた人であっても発信をしなくなりがちです。

 

つまり自分の勉強している内容・実績を非公開にする傾向にあります。

 

理由は、推測ですが、勉強時間は多いのに点数に結びついていなく、点数を公開することができない状況だからではないか?と思っています。

 

例えば、行政書士の勉強を始めて1年目の人がある模試で190点であった場合、同じ模試で3年目受験生たる自分の点数が170点だったらどうでしょうか?

 

たぶん「3年も勉強しているのに、私は・・・」となって点数を公開できない心理状況になると思います。

 

そのため、多くの3年目以上の受験生は、勉強をしているものの、「どんな問題集を〇〇時間やった」や「模試の点数」を公開する人がいなくなる傾向にあると私は推察しています。

 

がこれがよくありません。

 

「点数が伸びない勉強をしているということが、この時点でうすうす感づいている」のに、自分で自分を見て見ぬふりをしてしまっているわけです。

 

「人は人!自分は自分!」と考えて、ひたすら自己流の点数に直結しない可能性が極めて高い勉強を続けてしまいがちと思えます。

 

がそれだと、次の試験でも不合格になりやすいでしょう。

 

模試の点数を公開すべし

 

そこで、点数が悪い場合などは公開するのを恥ずかしいと思うかもしれませんが、あえて公開することによって、次は良い点数がとれるように必死で勉強法の改善を試行錯誤するようになると思います。

 

例えばLECの公開模試であれば6回あります。

 

試験までに6回も勉強方法の改善が繰り返せるわけです。自己流で自分がやりやすい勉強続けるよりも合格確率が高まると思います。

 

そうやって、定期的に点数の取れる勉強法の試行錯誤を繰り返すことによって、いわゆる180点にそびえる万里の長城級の超えにくい壁を越えられる実力になっていくように私は思います。

 

実際は、模試で低い点数を公開しても、多くの人はほとんど気に留めないでしょう。自分だけが皆に見られていると思って自意識過剰になっているケースがほとんどだと思います。

 

その自意識過剰になることを逆手にとって、模試のたびに勉強法を試行錯誤して改善していくのが有効と思えます。

 

「そんなことしなくても、勉強していればいずれは合格するよ!」と思う人がいるかもしれませんが、合格率10%の国家試験はそんなに甘くありません。

 

勉強時間を増やしたからと言って合格できる試験でもありません。自己満足の自己流の勉強ではなく、点数が伸びる正しい勉強をしなければなりません。

 

※それぞれの人によって知識差があるので、正しい勉強というのは人によって千差万別です。これ!という必殺の勉強法はないのが大変なところです。

 

私自身がR2では予備校の合格率60%越えを宣伝する講義をとって、1200時間勉強しても余裕で不合格になりました。

 

2年目は合格したものの、勉強時間は1300時間~で2年の累計だと2500時間もかかっています。点数も198点で高い方ではありません。

 

つまりは勉強時間を増やしても点数が伸びるとは限らないということを私の実体験からも証明されています。

 

※自己流の勉強はナビなしで見知らぬ目的地に行くようなもの

 

自己流で私は私!と勉強していると勉強すれども点数が伸び悩む可能性があります。

 

行政書士試験のいやらしいところが、170点台で不合格になりやすいように設計されていることです。

 

170点台で不合格なると、あとちょっとで合格すると勘違いしがちです。

 

が、私のイメージだと170点台と180点の間には万里の長城が築かれていて、ちょっとやそっとでは越えられないようになっている印象です。

 

170点台での不合格は全然あとちょっとではありません。むしろ全然足りていないという認識をした方が正しい気がします。

 

ゆえに、自己流で勉強するのではなく、模試の点数をナビ代わりに点数がとれる勉強法を試行錯誤していくというのが大事だと思います。

 

点数を別に公開しなくてもいいじゃないか?と思う人がいるかもしれませんが、公開した方が、次はもっといい点数を取ろうと必死になりやすいと思います。

 

点数をさらすと第3者からアドバイス的なことを言われる可能性があるかもしれません。

 

その場合は、同じ模試で自分よりも良い点数をとっている人のみのアドバイスだけ耳を傾け、点数を公開していない人や模試を受けていない人からのアドバイスはガン無視するのがおすすめです。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 群馬県邑楽郡で開業している行政書士のブログ , 2023 All Rights Reserved.