資格試験を短期間にたくさん受験した私が思う新しいことを学ぶときの効率的な勉強法とは?
私は2022年6月~2023年3月にかけて、資格試験を5つ勉強しました。
そこで痛感するのが、「長時間勉強できなくなった」ということです。
というもの私は高校生のとき、群馬県内ではまあまあ有名な進学校に入学することができました。
全国区の超有名進学校ではありませんが、ここでかなり長時間勉強することの耐性がつきました。
特に受験生のときなどは、1日10時間~15時間くらいの勉強を超余裕でやっていました。別に大変とも思わず、ルーティーンとして呼吸をするがごとく勉強できていました。
が今は勉強すると言っても1日2時間くらいやればいい方でしょう。(追い込む時期を除いて)
年齢を重ねたために衰えで勉強できなくなったようにも思っていましたが、たぶん原因は違うと考えを改めました。
新しい知識を習得しようとする勉強はシンドイため長時間できにくいということです。(私の場合です)
つまりは、新しい知識を習得を意図する勉強は長時間勉強するよりも短時間の勉強で回数が行うことが良いと思えます。
その理由をご説明します。
既に学習ずみのことを勉強するのは、あまりシンドクない(長時間できる)
上述したように、私は大学受験生のときに、1日10時間~15時間なりの勉強をまったく苦労しなく、呼吸をするがごとく普通にできていました。
学生だし、他にやることもないので、受験勉強にフルコミットできる環境がそうさせていたとも言えます。
ある程度の年齢になれば、稼ぐために仕事や家族サービスなどあるため勉強だけにフルコミットすることはできません。
が、しかし、それよりも大きいと思い始めたのが、既に学習すみの勉強の確認作業を繰り返してやっているだけであったからということです。
受験の勉強ともなると、新しく何かを覚えることは基本しません。
原則、すでにある問題を正確に回答できるか?が中心になってきます。となると勉強が進むにつれて、わからないことがなくなり、ほぼわかっている問題を繰り返しひたすら解答するだけになります。
だから、勉強をする際に負担なく、楽に勉強できていたのだろうと考えを改めるに至りました。
そうはいっても、私は数学が得意でしたが、出題される可能性のある400問くらいの解法を全理解していました。(※暗記ではありません)
まあまあ大変な作業ですが、暗記ではなく理解なので、一度解法を理解してしまえば何とかなるものです。
だから理解した後の勉強は楽で、ゆえに10時間~15時間もできたのだと思います。
当時はラジオ(オールナイトニッポン)を聞きながら勉強しており、感覚としては勉強しているよりラジオを聞いている状態でした。
2023年もオードリーのオールナイトニッポンはたまにですが聞いています。約20年前とかわらず続いているのがナインティナインのオールナイトニッポンです。
今は聞きませんが、受験生のときは好んでよく聞いていました。
新しく覚える勉強はシンドイ(長時間できない)
一方で、大学受験のように既に勉強すみのものをよりカッコたるものにする勉強ではなく、新しく覚え込む勉強だったらどうでしょうか?
長時間勉強することなどは、よっぽど覚悟がないと難しいように思います。
日本語の動画なら時間がある限りみることができますが、理解できない外国語の動画である場合は見るのがシンドイのと同様だと思えます。
つまりは、社会人になってからの勉強は、学生のときにした勉強と違い、新しく覚える勉強であるために、長時間の勉強ができにくくなっていると思えます。
その点を理解せずに、大学受験のときに1日に10時間~15時間勉強できていたから、社会人になっても、それくらいはできるだろうと思うことは大きな見込み違いが発生する可能性が高まります。
ゆえに、社会人になってから、あまり長時間勉強する前提で勉強計画を立てるのは得策ではないと思えます。
※新しいことを覚え終わった後は別です。その場合は長時間勉強に切り替えるべきです。
長時間の勉強より短時間で回数が多い勉強が効率的と思える
短時間で回数が多い勉強とは?どういうものか?をご説明します。
1日に3時間勉強する場合を例に考えます。
長時間する勉強とは、1回の勉強で3時間勉強するやり方です。要するに1回で終わらすパターンです。
が、この場合の弊害は、わからないことが新しく覚えることが多いと勉強自体がシンドイ傾向があるために、集中力が散漫になり、ダラダラと勉強しがちになると恐れがあります。
実際に私の実体験からも、今日は3時間とりあえずやるゾーと意気込んでも1時間で辞める場合が多々あります。
わからないことが多すぎで疲れるからです。
一方で、短時間で回数が多い勉強の場合は、1時間を3セットやるイメージです。
1日のある時間で一気に3時間勉強するのではなく、朝1時間、昼1時間、夜1時間みたいにして小刻みに勉強をするわけです。
これは、どうせ長時間勉強しようと思っても、わからないことや覚えることが多くて、途中で疲れてやめることを想定した計画です。
最初から、どうせ1時間くらいでバテると想定して、長時間勉強をする計画をしないわけです。
その代わり、疲れがなくなったら、またやろうみたいにオンとオフを小刻みにしていきます。
新しいことを覚えることが多いとき、わからないことが多いときの勉強は、このような小刻みにして勉強していった方が結果として勉強効率が上がるように思えます。
「さて、勉強するゾー」を気合を入れる必要もなく、軽い気持ちで勉強開始ができて、覚えることが多い学習初期の場合は有効と思えます。