一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

資格沼にハマる人が多い理由~資格沼にハマらないように気をつけよう~

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

原則は、本人の自由なので、他人がとやかく言うことでありませんが、資格沼にハマっている人が結構多い印象を受けます。

 

資格沼は、司法試験や司法書士試験のような難関資格に不合格になって何年も捕まってしまうだけではありません。

 

合格したら、次の資格と合格してもエンドレスに次に資格を目指す動きも広義で資格沼にハマっていると言えると思えます。

 

注意すべきは合格している場合のほうでしょう。

 

本人は資格沼にハマっている感覚はほぼないでしょう。次から次へステップアップしているつもりになっている場合が多いと思います。

 

が、客観的にみているとかなり深い資格沼にハマっているように思えます。

 

本来は資格は使ってこそのものでしょう。資格取得して満足するものではないからです。

 

私なりに資格沼にハマってしまう理由を考えてみました。

 

※私も資格沼にハマっているように思えるかもしれませんが、意図的に行政書士業務に役に立つと思った資格を取得しているつもりです。

 

私が取得した資格と利用用途

・知財検定3級→著作権登録

・ドローン検定→ドローン許可

・建設業経理士2級→建設業許可

・宅建、賃管→開発許可、宅建業免許、民泊、生活保護

 

資格沼にハマる理由①:資格をコンプリートさせたくなる

 

考え方は人それぞれですが、一般的には資格はビジネスで使うために取得する場合が多いでしょう。

 

最初の1つ目の資格は、たぶんビジネスで使うために取得したと思えます。

 

が不思議なもので資格はポケモン図鑑のように一度取得すると、コンプリートしたくなる傾向になります。

 

理論上はコンプリートできませんが、だいたい資格にはルートがあり、これとったらあれ!みたいな流れがあります。

 

その流れにそって、1つ取得するとその次、その次と次々にコンプリートさせるべくガツガツ受験していく傾向になります。

 

↓これが代表的な流れの一部です。

 

・簿記3級→簿記2級→FP3級→FP2級

・宅建→賃管→マン菅→管業

・行政書士→司法書士→司法試験

・社労士→行政書士→中小企業診断士

 

当初の目的から離れて、数年かけて(人によっては10年~)資格を取りにいくことになりえます。

 

一度、何のために資格取得しているんだっけ?と自問自答すべきでしょう。

 

資格沼にハマる理由②:ツイッターの発信が楽しい

 

資格勉強をすると、資格勉強アカウントを作成して、日々の勉強等をツイートする人が多いです。

 

毎日、ツイッターで勉強報告し、「いいね」を押され、模試での点数で一喜一憂するわけです。

 

フォロワーさんに褒められてたり、励まされたりで、最終的に合格を手にしていくわけです。

 

その過程を踏まえて、合格!という快感を知ってしまうとやめられない人がでてくると想像できます。

 

受験後の多くの人を観察していると、目標物がなくなってポッカリしている状態になっています。

 

となると、また次の資格でも取ろうか!となりやすくなると思えます。これをある意味で無限ループするわけです。

 

資格沼にハマる理由③:勉強する習慣がなくなるのがもったいない

 

資格試験の勉強をすると、一定期間、ある程度勉強をしていることになります。

 

ある意味では習慣化できている可能性があります。

 

難関資格系であれば、1年で500時間~1000時間は勉強していることも多く、その時間勉強できる習慣を手放すのはもったいないと思ってしかるべきです。

 

となると1つの資格の合格で終わり!ではなく、次の資格へ!と行きやすいと思えます。

 

1年で500時間~1000時間は勉強しているなら、次の資格試験も難関資格になりやすいでしょう。

 

上記を踏まえると簡単に資格沼から脱出できないでしょう。

 

資格沼から脱出するには?

 

資格沼から脱出するには、資格勉強だけが勉強ではない」ということに気が付くことでしょう。

 

資格勉強は、合格!という明確なゴールがあるのでは達成感が得られやすく勉強しやすいと思います。

 

が、当然ですが、世の中にはメジャーな資格試験にはないもので、勉強すべき重要なことはたくさんあります。

 

マーケテイングであったり、ライティングであったり、コミュニケーション能力であったりなどです。

 

これらの能力が高ければ、かなりお金を稼ぐことが可能でしょう。

 

稼ぐだけでなく、コミュニケーション能力などは、ダイレクトにその人の幸福度に反映されやすいでしょう。

 

一方で、資格をゴリゴリと取得しても、それで稼げるの?幸せなの?という視点でみたら、自己満足に過ぎない場合が多いでしょう。

 

資格取得が趣味というのであれば、問題ありませんが、なにかしらで将来に役に立たせようという意図がある場合なら、立ち止まって自分が資格沼にハマってないか?を確認すべきでしょう。

 

もし資格沼にハマるなら、中途半端に10個や20個取得するのではなく、最低でも100以上は取得すべきでしょう。

 

そうすると、資格を取得していることで仕事の依頼が来る可能性がでてきます。

 

趣味=実益になりえます。資格沼にハマるなら、最低100個以上は取得し徹底的にハマるのがよいでしょう。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 群馬県邑楽郡で開業している行政書士のブログ , 2023 All Rights Reserved.