賃貸不動産経営管理士を10~15時間勉強した印象
8月8日くらいから賃貸不動産経営管理士の勉強を無理がない範囲でやりはじめました。
難易度はそこまで難しくなく、勉強時間も150時間~200時間やれば十分合格できると言われている試験ですが、実際のところはどうでしょうか?
実際に勉強をしたみた手ごたえをご紹介します。
ただR4での賃貸不動産経営管理士は難化が予想されています。R3での試験の合格得点が80%まで上がってしまったためです。
たぶん他の資格試験と同様に、合格得点は70%前後にしたいという意向が働くことが推定されるからです。
そのため、R3の試験までをベースにした過去問の難易度を想定していると合格できないおそれがあるので注意が必要です。
目次
ざっくり半分までテキストよみ過去問を解くをやってみた結果、正答率70%~80%くらい
賃貸不動産経営管理士の試験問題の中心は1章と3章です。
R3年の試験では、全部で50問中、1章のところから16問、3章のところから17問も出題されています。
出典:賃貸不動産経営管理士の教科書
したがって、重点的に勉強すべきところは1章と3章になります。
8月13日時点で、私は1章と2章と3章を少し、テキストを読み、過去問をきました。
下記で書いたようにテキストを1回通読することは効果がうすいので、やっていません。
テキストを読んで、すぐに過去問に移行しています。
だいたい過去問を解いた正答率でざっくり70%~80%はある状態です。(記録していないので感覚的なものです)
初見で10時間~15時間の勉強で範囲の約半分が終了して、しかも正答率70%~80%ならずいぶん良い方だと個人的に感じます。
直感だと100時間も勉強すれば、十分合格圏まで到達する印象を受けます。
気を抜くと、余裕で合格するんじゃねえ?と油断してしまうので、R4は難化すると思って勉強した方良いです。
1章 賃貸住宅管理業者・賃貸不動産経営管理士の体感難易度(簡単)
出題問題数も多い1章ですが、正直問題は難しくありません。むしろ簡単と言う印象を受けます。
私は宅建もありませんし、不動産の実務経験もありません。
が初見のテキストと過去問で70%近く正解になりました。しかも理解できないから間違えというよりも、比較的簡単なことを知らない・覚えていないから間違えという感想です。
すぐに90%くらいの正答率にはもっていける印象です。
不動産会社で働いて実務を経験している人なら、90%くらいは勉強しなくても正解できそう気がします。
2章 不動産管理の実務の体感難易度(簡単)
R3では、2章からは50問中7問がでています。
タイトル通り、勉強していると実務で必要になるであろうことが多いので、比較的、楽に覚えることができました。
問題も難しくありません。むしろ簡単と言えます。
唯一少しめんどくさく暗記が必要になるのが原状回復ガイドラインのところです。
実際に負担する費用を計算する問題がでたり、部屋の箇所によって、経年劣化を考慮するORしないを問う問題が多く出題します。
この原状回復ガイドラインのところは、しっかり覚えないと確実に失点して合否の分け目になると思えます。
それ以外のところは、一般常識に従って答えていると、概ね正解になります。
3章 実務に関する法令等の体感難易度(普通)
この3章も1章と同じで50問中17問と多く出題するところです。
問題内容は民法です。初めて民法をやる方だと多少覚えるのに苦労するかもしれません。
私の場合は行政書士で一通り、民法を勉強しており、ソコソコ力を入れてやっていたので、正直、あまり難しいとは感じません。
ただ約1年、勉強せずに放置していたので、チョイチョイ間違えることもありますが、解説よむとすぐに思い出すので、こちらも何とかなりそうな印象です。
難易度もあまり難しくないので、たぶんR4で難しくなるのはこの3章のような気がします。
※予備校の講義を受講しなくても合格できそう
あくまで2022.8.13時点の判断です。
過去問をやってみて、難しいように感じたら、予備校の講義を購入しようと思っていましたが必要なさそうと思えます。
予想模試等をやっていないので、安易に判断するのは危険ですが、とりあえず10~15時間勉強して約半分を勉強した印象では、そう思いました。
とりあえず今月中には全範囲を終わらせて、予想模試をやるくらいまで進めたいと思います。
思ったよりも簡単で100時間あれば十分なのではないか?というのが、勉強してみた感想です。