一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

行政書士実務知識に関する有料級情報をどうやって収集するか?

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↑有料級の情報は宝探しみたいなものです。簡単には見つかりません。

 

私は2023年3月に行政書士事務所を開業しました。

 

行政書士の試験に合格したのは2022.1月です。約1年、様子見をせざるを得ませんでした。

 

ネックになっていたのが実務経験です。

 

行政書士試験に合格したのであれば、ソコソコ実務知識が付いているのではないの?と思うかもしれません。

 

が、悲しいことに行政書士試験で勉強してきたことが、行政書士の実務にほぼ使えません。

 

しょせん知識がなくても手引書みながらできるんじゃないの?と楽観する人も一定数いるかもしません。

 

しかし、冷静に考えて、手引書みながら四苦八苦して段取り悪く手続きをしてくる人に、誰がお金を払って依頼するでしょうか?

 

と自己中心ではなく、顧客目線で考えなければなりません。

 

そういう意味でも報酬をもらってやるのではあれば一定のレベルに到達しておくのは必須と思えます。

 

少なくても手引き書は読み込み、そこから発生する一定の疑問点は解消できている状態であるのが最低でも必要と思えます。

 

それくらいは依頼者である顧客もやっている可能性が高いと思えるからです。

 

それができていないと、依頼者である顧客よりも知識のないのに報酬をもらって代わりにやりますよ~という何ともおかしな状況が発生します。

 

※人によっては知識ない状態で受注してそれから必死で覚える!かもしませんが、私は自分の納得できるレベルの知識に達している状態でないなら受注しないと決めています。

 

そんなときに、どこから業務知識を習得することができるか?を2023.5月時点で思っていることをご紹介します。(あくまで2023.5時点です)

 

※無料ブログなので具体的にはなく、フワーと紹介します。

 

※検索に「すぐひっかかるもの」に有料級情報はない

 

一般的には、ネットでブログ、youtube、ツイッター等で情報を収集する人が多いと思います。

 

そうすると、いくつかのそれっぽいものがヒットしてきます。

 

※個人的はこれらのものをみて、有料級・価値があると思ったことが1度もありません。

 

網羅的に色々と情報を発信しているものであると、特にそう思います。

 

理由は、単純で私の想像ですが、発信している本人も経験していないことを想像で書いている場合がほとんどと思えるからです。

 

普通に考えると、どんなに長く経験した人であっても自分の得意とする分野やその周辺業務しか詳しくないでしょう。

 

野球で言えば、ピッチャーは投球のことなら熟知しているが、打撃のノウハウは知らないみたいなイメージです。

 

が見ているとピッチャーなのに想像して打撃のことをもっともらしく発信されている場合を目にします。

 

※冷静に単純に経験していないことを想像で話していますよね?それって意味あるの?と思わないといけません。

 

行政書士は扱う業務が1万種類とも言われており、自分の知りたい情報をピンポイントでは捉えるのは難しいと思った方が良いでしょう。

 

つまりは、すぐ検索にひっかかる情報では、それぽっくはなっているものの情報としては踏み込みも甘く、一般論に近い情報になっていると思った方が正しい認識と思えます。

 

ではどうやって有料級情報を見つけるか?というは私は以下です。

 

フワーとしたものではなく具体的なキーワードで検索しまくる

 

「業務知識の習得のしかた」「建設業許可申請のしかた」みたいな全体的なフワーとした検索はしないようにします。

 

これらのフワーとした検索だと出てくる検索も、マニュアルのコピペ的なものがでてくるからです。

 

もっと具体的にキーワードを入れて検索しています。

 

建設業許可申請であれば、「不許可の場合、手数料はどうなる?」みたいにして、できるかぎり具体的検索するようにします。

 

そういう個別具体的な検索でヒットしたサイトやyoutubeは他にも突っ込んだ事例について言及しているものが多く、情報が有料級である可能性があります。

 

そこで見つけた有料級の発信してくれる人を定期的にウォッチすれば良いわけです。

 

※個人的には行政書士界隈において無名っぽい人の方が有料級情報にあたる可能性が高いと思っています。

 

こういう人を見つけるのはまあまあ苦労しますが、たぶん多く人は面倒がゆえにやらないと思うので有効だと思います。

 

Twitterで実体験を発信してくれる人を観察する

 

Twitterもまあまあ有料級の情報を発信する人を見つけることができます。

 

Twitterは80%くらいの人が、意味のないツイートを連発していますが、まれに有料級の情報を発信する人を見つけることができます。

 

そういう方をチェックしていると、かなり濃い情報が入手できる場合があります。

 

特に実体験系をツイートしてくれる人はかなり貴重です。見つけたら積極的にウォッチするのが良いです。

 

私はフォローはしませんが、定期的に数名をチェックしています。

 

一方で以下のようなツイートが多い人からは有料級の情報が発信されることはほぼありません。

 

・本日もがんばりましょう~

・今日のお昼は〇〇食べた~

・△△に行ってきておもしろかった~

 

系のツイートをする人は、たぶん多くの人と繋がりたいが目的と思えます。

 

有料級情報が欲しい目的なら、ウォッチするだけ無駄に終わる可能性が高いので、気をつけましょう。

 

※行政書士合格者は「開業後の有料級情報」を見つけるのが不得意の人が多いと思える。

 

行政書士試験に限らずですが、試験は一般的に合格までの方法が確立されています。

 

いわば、決まったレールがある状態です。

 

そのレール上を適正スピード以上で走れれば合格するというものです。

 

テキストや問題集でいえば、以下のように確定情報が存在しています。

 

・肢別過去問集が良い

・大原アプリが良い

・〇〇の動画が良い

 

が、合格後の実務に入るとこれらがありません。

 

行政書士試験なら勉強する科目も憲法・民法・行政法・会社法など数科目に限定されています。

 

開業後の業務は1万種類です。〇〇すれば良いみたいなものはありません。

 

むしろ、行政書士試験で合格を勝ち取った方法と真逆の方法で開業後を戦わねばならなくなります。

 

わかっていても、できる人は少ないでしょう。

 

だから行政書士試験に合格しても開業できない人が続出すると思えます。

 

その原因は大きなところは、こうすれば良いというレールが存在しないことと思えます。

 

自分で手探りで試行錯誤しながら進んでいかなければならないことに最大のネックがあると思えます。

 

そういう前提を踏まえて、どうやって有料級情報を収集すれば良いか?をふわーとご紹介させていただきました。

 

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