一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【行政書士1年目】売りつけることしか考えていない残念な営業電話が多い。~反面教師として活用すべし~

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たまに行政書士事務所に営業の電話がかかってきます。

 

試しに電話にでて対応しますが、今のところ100%の確率で「売りつけること」を目的とした営業で、この営業上手だなと思えるものがありません。

 

私は野村證券で17年に渡り、営業をやってきました。その相手は一般的に言う富裕層です。億の資産を持っている人達で、鬼のように営業を受けている人達です。

 

そんな富裕層に対して、「売りつけること」を目的にした営業なんかしようものなら秒でシャットアウトされるでしょう。

 

そのため、営業をするうえでは会話できるチャンスがあれば、できる限り無駄にならないように有効な話ができないといけません。

 

私は有効な話ができるように、事前準備をできるかぎりしました。相手がどんな人であるのか?会社のHPやSNSや雑誌などのコメントで、可能な限り情報を入れます。

 

そのうえで、悩んでいそうなことや関心をもっていそうなことに当たりをつけて、そのことに関して徹底的に情報収集をしておきます。

 

そして面談できるときになれば、売りつけることはしません。

 

まずは相手の話を聞きながら、事前に収集しておいて情報の中から相手にとって役に立つかもしれない話ができるように注力します。

 

が、私の事務所にかかってくる電話にはそういった配慮・事前準備が全く感じられません。ゴリゴリ押し売り営業をしてきます。

 

どんな残念な営業が多いか?をご紹介します。反面教師にしていただければと思います。

 

ブログを一切読んでいない。

 

前述したように、私であれば、営業をしかけるのであれば、事前に相手のことを調べるでしょう。

 

どんな人なのか?何を考えているか?何に悩んでいるか?など知らないと会話がトンチンカンになり、秒で電話を切られる可能性が高いからです。

 

私の場合は、このブログを中心にかなり私の考えていることがわかるように発信をしています。

 

ゆえに調べようと思えば、なんぼでも調べられるでしょう。にもかかわらず、すべての営業電話をしてくる人は一切ブログを読んでいません。

 

そのため当然ですが提案がトンチンカンで完全に押し売りになります。

 

一例は事業資金に困ってませんか?当社では簡単にローンの枠が設定できますよ~的な話をしてきます。が私のブログ・プロフィールに目を通していれば、私が資金的には困っていないことを一目瞭然でしょう。

 

この時点で完全にズレているわけです。資金がある先に、困ったときにはお金貸しますよ~という営業をかけているわけです。

 

何も考えずに、行政書士を直近6か月以内に開業したリストをとって片っ端から営業しているだけなんでしょう。

 

そういう営業をしていると着信拒否をされて2度と連絡がつながらなくなるでしょう。

 

ヒアリングを一切していこない

 

電話がつながると開口一番、「今回は商品のご案内で連絡しました。少しお時間よろしいですか?私どもは〇〇を売っていまして~。」と一方的に話をしてきます。

 

こっちからすれば「知らんがな」です。

 

「始めての先に連絡するのだから、そうなるしかないんじゃないの?」と思うかもしれません。

 

が、私の場合はブログ・HP等である程度の情報を公開しているので、これらを読んでいればそういう会話の始め方にはなりません。

 

「ブログを拝見して、〇〇にお困りじゃないか?と思って、私どものサービスが役に立つを思ったのですが、もっと詳細に聞かせていただいても良いですか?」と言われたら、少なくても売り込みの印象は弱くなるでしょう。

 

そういう会話ができていれば、売り込みよりもコンサルに近いものになってきます。商品が売れなくても、その人が抱える悩みが理解できるようになるでしょう。

 

悩みが理解できれば、悩みを解決できるものを提案すればいいわけです。

 

実際の営業はそんな簡単に物事が進んでいくわけではありませんが、少なくてもゴリゴリ営業するよりも成果になりやすいでしょう。

 

※「相手のことを知ること」をせずに商品を売ろうとするからおかしくなる

 

相手のことを知るということは営業において私は大事だと思っています。

 

が情報を公開していない人も大勢います。そうなると相手のことがわからないので、色々とミスマッチが起きています。めんどうなやり取りが余計に増えるわけです。

 

私がこのように毎日1500文字以上で日記ではない記事を書いている意味も自分の情報公開するためです。

 

というわけで、営業をするのであれば、相手のことを知った上でするのが必要だと思います。

 

野村證券の社員であれば誰も普通にやっていることですが、一般的にはやらない人が多いようです。「成果になるかどうかもわからないのに調べるなんてできないよ」と思うからでしょう。

 

気持ちもわからなくもありませんが、「自分がそういう押し売りの営業をされたらどう思うか?」を考えれば、それでは成果に結びつきにくいのは理解できると思います。

 

加えて、今どき電話で営業というのもかなり微妙です。

 

適当な場当たり的な営業をしているとドンドン見限られて営業する先がなくなっていくでしょう。

 

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