一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【時間の使い方】価値観・考え方が違う人とは「適正に」距離をとるべし。~完全に遠ざけるではない~

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↑適度に距離をとりましょう。

 

私にとって2023.6月時点で最も大事にしているのが時間です。がしかし、私はたぶん多くの人に比べるとかなり時間がある方だと思います。

 

雇われているわけでもないので、時間的に縛られてもいません。金銭的にも普通に生活するだけなら余裕があるため、よっぽどのヘマをしないかぎり生活のために仕事をする必要もありません。

 

そういう生活を望むか?望まないか?は度外視して考えても、たぶんかなり時間に余裕のある生活をしていると思います。45歳にして、定年退職後のおじいさんのような生活をしています。

 

そういう生活をしているうえで、私がもっとも気をつけているのが、価値観・考え方が違う人の付き合い方です。

 

価値観・考え方が違う人を遠ざけるのは簡単ですが、そうすると自分が客観視できなくなります。考え方がひとりよがりになります。そうなると、本人に自覚はなくても、客観的にかなり生活が非効率・無駄になっている恐れがあります。

 

具体例としては、多くの人が当然のごとく100円で水を買っているのに、私が同じ水は500円で買っているのを当たり前として気が付いていないことが起こりうるわけです。

 

※他人よりも損をしていることをしている(いた)という事実を受け入れることができないために、その事実を見て見ぬふりをするわけです。

 

自分にとって都合の悪い情報(自分がショックを受ける情報)を無意識に遮断しているので、100円で買える水を500円で買っている事実に気が付かないわけです。

 

ゆえに、価値観・考え方が違う人とは遠ざけるのではなく、適切な距離でつかず離れずくらいの関係にあるのが良いと思っています。そうすることで、どうやら他の人は水を100円で買っているっぽいということが気が付くわけです。

 

が、この適切な距離でつかず離れずくらいの関係をキープするというは意外に難易度が高いです。

 

原則:価値観・考え方が違う人と距離が近いと疲れる

 

原則、価値観・考え方が違う人と会話をすると疲れます。

 

お互いに前提としている物事の考え方が違うために、「その人がする行動・考え方が意味不明に思うこと」が多いからです。本題に行く前に、お互いの考え・価値観をある程度すり合わせる必要ができてきます。

 

この時間が結構かかります。意外にめんどうです。ようはイチイチ会話に時間がかかるというわけです。

 

それゆえ、多くの人は本能的に、自分の考え・価値観があう人と普段接するようになり、自分の考え・価値観とは異なる人を遠ざけるようになる傾向です。極めて自然で合理的です。

 

がしかし疲れるからといって、自分の考え・価値観があう人とばかり接していると視野が狭くなります。考え方も偏ってきます。それはそれであまり良くありません。

 

自分の考え・価値観が合う人とばかり接していると視野が狭くなり、考え方も偏る問題が発生

 

自分の考え・価値観に合う人とばかり接していると確かに楽ですが、かなり偏って人間になってしまう可能性がでてきます。

 

自分の考え・価値観に合う人とばかり接するという意識が強くなりすぎると、自分の考え・価値観に合わない人を全否定するようになってしまう人もでてきます。

 

ただ一つの意見としては別の見方を提示しても、顔を真っ赤にして「そんなことはない!私のやっていることは正しいんだ!」とまるで人格を否定されたように怒りだす人もいます。

 

こうなると、誰もその人に意見を言うことは無くなるでしょう。

 

このレベルになってしまった人の場合は、通常に会話をするのが極めて困難になります。会話ではなく、もはや一方通行の独演会と言っても良いでしょう。

 

ハッキリ言って、誰も近寄りたくない人間になってしまいます。

 

そうなるとその人に入ってくる情報が偏ったものになります。情報も客観的に入手するのではなく、自分にとって都合の良い情報だけを収集するようになってしまうでしょう。

 

たまにおかしな考えを自信満々でしている人がいますが、それは自分にとって都合の良い情報だけを収集した結果に到達してしまった境地だと思っています。

 

こういう人間にならないよう気をつけなければなりません。

 

自分とは違う価値観・考えも適度に収集した方が良い

 

上記のように、自分の考え・価値観に合わない人を意識的に遠ざけると、偏った考えをする人間になりやすくなります。もっとも最悪の場合は、世の中の情報の中から自分にとって都合の良い情報だけを収集するようになってしまうことです。

 

具体的は、株式投資などの資産運用では、自分のポジションにとって都合の良い情報を収集するなどは厳禁です。そんなことをする意味はありません。

 

むしろ、自分のポジションにとって都合の悪い情報を積極的に収集して、見落としているリスクはないか?をチェックした方が有益です。

 

資産運用に限らず、普段の生活においても、同様で自分の考え・価値観とは違う人の意見を適度に収集した方が有益でしょう。

 

やっていない人は「自分の考え・価値観とは違う人の意見に耳を傾けること」は難しく思うでしょう。がそれが有益だとわかると反対意見がいかに貴重かわかると思います。

 

反対意見を言ってくれる人は、適度に自分を客観視する気付きを与えてくれるので貴重というわけです。

 

☆自分の考え・価値観と違う人とは「適切な距離」で接するのが大事

 

ここで問題になるのが、「適切な距離」で接するということです。

 

自分の考え・価値観とは違う人の意見は、有益になりますが、ずっと聞いてると疲れます。かつ接する頻度が多いと精神的にかなり削られることになります。

 

たまに半年に1回くらい意見を聞くくらいのスタンスがちょうど良いように思います。付かず離れずの適切な距離感が大事だと思います。

 

自分から接する頻度が多くなれば、接しないように調整しましょう。相手から接触頻度が多くなれば、「しばらく忙しい」などなんらかの理由を作って、連絡がこないようにするのが良いです。

 

前提として、お互いに考え方・価値観が違うわけなので、接触頻度が多くなるとお互いに精神的に削られることになります。付かず離れずの適切な距離感を意識したいものです。

 

それができないとかなり無駄で後ろ向きなことに貴重な時間を使う結果になってしまいます。わかっていても、このつかず離れずの距離を保つというのが難しいと思う今日この頃です。

 

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