【行政書士試験】4年目以降の受験生が行政書士試験について発信しなくなる理由。
私は自分で複数年受験者が合格できる一助にと合格体験記を書いています。
【行政書士試験】勉強すれども点数がイマイチ伸びない方へ!「正しい方向の勉強をしているか?チェックする方法」のご紹介。
無名でフォロワー数が0に近い私のわりには、ちょいちょい売れてくれています。
そのために、より複数年受験生が合格するための一助になるように、日々受験生をチェックして研究しブラッシュアップしています。
そんななかで感じるのが、4年目以上の受験生組になると発信をほぼしなくなる傾向にあるということです。
理由も概ね想像がつきます。
残酷ですが、模試の点数が悪いため発信できないと私は思っています。1年目~2年目ならいざ知らず、4年目になっているのに、模試の点数が下手すると1年の受験生以下の点数になっていることが多いと推定できます。
通常の人なら、恥ずかしいと思って発信はできなくなるでしょう。気持ちはよくわかります。
実社会でも同じようなことがおきるでしょう。後輩に営業成績を抜かれたり、先に出世されて立場が逆転したりするケースです。
しょうがないと思いつつ、受け入れられない人も一定数いるでしょう。(私もある意味でそれを予想して、数年準備した上で会社を辞めました。)
行政書士試験においても辛い気持ちは理解ですが、それは事実として受け入れなければなりません。受け入れないと不合格になり続けるリスクが高いと思えます。
4年目以降の受験生は、「模試の点数悪いですが何か?これが私の今の実力です!が合格はするぜぇ~!」くらいの強い気持ちで現実を受け入れ、点数が良くなるように改善していく努力をするべきと思えます。
そもそも他人は自分が思っているほど自分に関心をもっていません。何を言われても「ふーん」くらいで良いと思います。むしろ、何も言われないでしょう。自分「だけが」恥ずかしいと思っている場合がほとんどと思えます。
自分の実力不足を素直に受け入れた方が合格確率が高くなると思えます。合格するための努力をすべきと思います。
下記記事でも別の角度からそのことを書いています。気になる方は参照ください。
行政書士試験リベンジ組は、合格確率を高めるために「これから受ける模試」の点数を公開すべし。
目次
1年目~2年目くらいまで、発信しやすい
通常は1年目~2年目ならば、勉強状況を発信しやすいでしょう。
1年目であれば、模試の点数がよかろうが悪かろうが、1年目で勝手がわからず非効率な勉強をしているであろう推定が働くからです。やる気もあるはずです。
2年目でもそれが通じるでしょう。
1年目に点数が悪かったけど、それを良い点数に変えてやるぜぇ~と気合も充実しており、変化率も良い方向に行きやすいからです。
私の観察している限りでも、1年目~2年目受験生が主に発信しています。
問題は3年目以降からです。
3年目以降の受験生から発信が徐々に少なくなる
3年目以降の受験生になると、かなり発信している人が減ります。
イメージで3人に1人くらいの三分の一くらいに減るイメージです。
しかも行政書士試験に関する発信は月に1度あればいい方ぐらいまで減る傾向にあります。
受験することに慣れてしまって緊張感がなくなっている可能性もありますが、一番は、勉強をやっても模試の点数が伸びないからと思えます。
3年目受験生になっても、行政書士試験の模試の点数はおそらく記述抜きで160点前後になるケースが多いでしょう。
一方で新たに新規に受験を始めた初受験生で、記述抜きで170点~180点くらい取る人もでてきます。
そういった場合は、「おれ3年も勉強しているのに、1年目受験生に余裕で負けるんだけど」と傷つくでしょう。
そのために、行政書士試験の発信はしたくても、できなくなっていると想像つきます。
誰かしらに模試で何点とってます?と聞かれたら困るからです。
たぶんそんな心境から3年目以降は徐々に発信が少なくなるのでは?と想像しています。人によっては一切発信しなくなります。
4年目以降はもはや行政書士試験の受験生とは思えない発信になる
4年目以降の受験生になると、もはやほとんど行政書士試験関連の発信をしなくなります。
私の印象では、大学生の夏休みか定年退職後の人生を謳歌している人のように思えたりします。
この人は勉強しているんだろうか?とさえ思えます。おそらくしていない可能性が高いと思いますが、もし勉強していたとしても、勉強していることを発信したくない心理状況と推察することができます。
不合格になってしまったときの言い訳ができにくいからと思えます、
こうなってしまうと完全に路頭に迷っているようにも思います。おそらく合格は厳しいでしょう。
記述でたまたま知ってる問題が2問でる記述ガチャを引き当てたときのわずかな期待にかけるしかないと思えます。
それを打開して合格率を高めるには以下を理解することが大事だと思っています。
※行政書士試験は180点の手間に大きな壁がある
行政書士試験は合格率を11%前後に調整するために、事実上の相対評価試験になっていると言われています。
イメージでは、ゴールが動くわけです。
〇〇時間勉強すれば、合格するものでもなく、〇〇問題集を〇〇回転すれば合格するものでもありません。
そして、通常に普通に勉強していると180点の手前に止まるような試験になっていることを理解せねばなりません。と私は思っています。
具体的には以下で書いています。
行政書士試験の複数年受験者がする勘違い。~気が付かないとドツボにハマる~
それゆえに、そのことを理解して、180点以上をとれるような勉強をしないと、万年受験生になってしまう可能性がありえるわけです。
何年も勉強しているのに点数が記述抜き160点前後にとまってしまうことが多いことからも、受験生なら理解いただけるのではないでしょうか?
模試で点数が悪い場合は、その事実を受け入れ、改善するにはどうすれば良いか?を試行錯誤する必要があると思えます。
現実から目をそらしてしまうと楽かもしれませんが、合格確率は下がってしまうと思えます。