【宅建】超直前期は受験指導している人のyoutube動画・講義動画を見てはいけない。
宅建の本試験まで、あと2日となっています。
このような超直前期になると、大手予備校や受験指導している方から、頻繁にyoutube動画や講義動画がアップされます。
が、これらの動画は「受験生」にとっては百害あって一利なしでしょう。
受験生は頻繁に更新されるyoutube動画や講義動画を徹底して見ないように気を付けた方が良いと思えます。
理由は単純で時間が奪われるからです。
ありがたがって視聴しているようでは、いけません(と私は思っています。)
(すべてがそうではありませんが)問題にして4肢分(1問)の情報量を5~10分にして、解説されるのがyoutube動画や講義動画です。
その分の時間で自分で数問でも多く過去問演習をやったほうが合格率が高くなると思えます。
※あくまで直前期は見ない方が良いという話で、全否定しているわけではありません。
目次
直前期に動画が多く配信されるのは、商材を売るため
まずは気をつけなければならないのが、以下を考えて見ることが有効と思えます。
どうして、大手予備校や受験指導している方が、「直前期に」、頻繁にyoutube動画や講義動画がアップしているのか?
受験生に少しでも役に立つ情報を発信して合格させるため!と思うのであれば、まさに良い「お客様」でしょう。
なかには本当にそう考えている人もいるかもしれません。
が、本質は、商材を売るためと思うのが妥当です。
直前期になると受験生は不安になります。感情が揺さぶられると、普段ならしない行動をしてしまうのが人間です。
合格できるか?不安になり、その不安が高まっている状態で、「〇〇なら解消できますよ~」と提案するわけです。
そうするとかなりの高確率で商材が売れます。
だから、大手予備校や受験指導している方から、頻繁にyoutube動画や講義動画がアップされていると思った方が正しい理解でしょう。
直前期はまさに「書き入れ時」でパチンコでいれば「確変中」と思ったほうが良いと思えます。
それを商売臭をなくして、「いかにも受験生のために~!」とよそおうことができるのが優秀な商売人・営業マンなわけです。
本当に合格率が上がるのであれば良いが・・・
冷静に考えてみましょう。
勉強する時間がある本試験の数が月前なら、いざ知らず、1か月ない状態でバタバタしても基本合格率は上がるものではないでしょう。
スラムダンクの安西先生がいう「諦めたら、そこで終わりですよ」を信じて、最後まで足掻くぜぇ~というのが好きな人もいると思います。
が、それは、合格するかしないかギリギリの実力であった場合です。
それ以外であれば、通常は直前期にもなれば、概ね決着はついています。
しかも宅建の場合は、過去問の焼き回し率が70%以上と言われて、過去問をやり込めば合格しやすいという明確な合格への道が示されています。
となれば、直前期にやるべきことは、過去問の繰り返しをひたすらやる!というほうが合理的です。
大手予備校や受験指導している方から、頻繁にyoutube動画や講義動画を視聴することではないでしょう。
時間があるなら、ひたすら過去問をやるべし
youtube動画や講義動画を視聴すると最低でも10分~15分はかかります。
長いものになると1時間くらいあるものもあります。
どうしても見てしまうという人がいれば、ハッキリと明確にその動画で点数に結びつきそうな発見がいくつあったか?を数えてみるのがおススメです。
通常は1個もないはずです。
今まで、勉強してきたことのおさらいであり、動画を視聴して「知識があやふや」なことを自覚するだけに留まると思います。
だったら、過去問やった方が早くねえ?と思いませんでしょうか?
youtube動画や講義動画を視聴している時間で数倍は問題をこなせると思います。
というわけで、直前期の不安な心理を突かれてyoutube動画や講義動画を視聴するくらいなら、その時間で過去問を解く!という強い意志をもっておくことが良いと思います。
それが何よりも合格率を高める結果になると思えます。
直前にアクションするなら「自分から」行動するべし。
そうはいっても、このままだと不合格になりそうで、ギリギリまで足掻きたいという場合もあると思えます。
その際は、「何が自分に足りないか?」を明確にしたうえで、そのために必要なことをやりましょう。
受動的に、youtubeに頻繁にアップされる動画を視聴するようなことはすべきではありません。
そうしないと、いたずらに不安心理をあおられて、知らないうちに不合格の道を歩むことになると思えます。
「何が自分に足りないか?」わからないというのであれば、過去問をひたすらやるで良いと思います。