一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

アマゾンで買わない方が良いストアの見分け方

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アマゾンは何でもあって、すぐ届くというイメージがあります。

 

が何でもあるようにするために、誰でも彼でも出品できる仕組みになっており、私の感覚だとアマゾンに出店している40%くらいは、いかがわしい脱法まがいのストアと言う印象です。

 

私は2017年~2021年6月までアマゾンでストアを出店して販売をしていた経験があります。その経験での知見になります。

 

40%もいかがわしい脱法まがいのストアがあるのか?とビックリされるからもしれませんが、20%が確信犯でやっているストアで、残りの20%はフリマアプリ感覚で知識が0で出品をして本人の自覚なく脱法行為をしているというイメージです。

 

そのため、私はアマゾンで商品を買う際は、アマゾンが直販をしているものしか原則買いません。

 

↓みたいに販売・発送ともにamazon.co.jpとなっているものがアマゾン直販になります。

 

 

 

他のストアで同じものが安く売っていたとしてもアマゾン直販から買います。理由は単純にアマゾン直販以外のから商品を買うとまともな商品を売っていない可能性があるからです。

 

アマゾンは、商品を高く売ることできます。

 

が商品の目利きができない一部の人は、商品を見つけることができないので、中古を買ってきて、それを新品で売るということをしています。

 

もちろん、アマゾンに出店しているすべてのストアがいかがわしいというわけではありませんが、多いのも事実です。

 

それ故に、私はアマゾン直販以外から原則商品を買っておりません。

 

そうはいってもアマゾン直販以外から買う場合もあると思えることから、そういった場合に買わない方が良いストアの見分け方をご紹介します。

 

※確率的にまっとうなストアである確率が低いということで、すべてがいかがわしいストアと言うわけではありません。ご理解ください。

 

①値段が極端に安く出品している。かつ販売者が中国在中のストア

 

中国在中の方が出品は特商法の表記にCHINAの略のCNと表示されています。

 

出品している値段が相場より極端に安いものを多数出品している場合、多くが違法に複製したものであることがほとんどです。

 

たぶん、日本の著作権や商標権を侵害しても、中国にいれば、捕まえることができないっぽいので、やりたい放題になっています。

 

鬼滅の刃や呪術廻戦といった人気アニメのグッズは根こそぎパクられています。

 

芸能人と使ったグッズも大量複製しています。

 

明らかな複製品で違法物ですが、評価コメントをみると、公式ではないけどこの安さならコスパ最高♪というが散見されます。

 

日本も貧乏になったと実感します。

 

②出品ページが400ページあるストアは無在庫販売ストア

 

出品ページが400ページあるストアの確認方法は以下です。

 

まずは商品の販売元をクリックしましょう。

そこでその商品を販売している業者がどんなものを販売しているか?をチェックしにいきます。

 

 

上記で販売元をクリックした後、、下記のようなページに行くので、その後にセラーのストアフロントをクリックします。

 

 

 

 

そうするとこのセラーが出品している全商品をみることができます。

 

1ページに16商品が表示されますが、アマゾンに出品する業者はこれが最大の400ページ分出品できます。

 

下記のように400ページ分出品していると以下のように400ページまで表示可能になっています。

 

 

 

つまり、このような業者は、16商品×400ページでアマゾンに6400種類の商品も出品していることになります。

 

これは単純な理由で、在庫をもっていなく、ヤフオク・メルカリで出品されている値段の2倍~3倍で販売しているため、売れたらラッキー的に最大限出品商品を増やしているだけです。

 

ゆえにストアフロントより、出品している商品数を確認したときにページが400まであったらヤフオク・メルカリなど無在庫販売者であると「ほぼ」確定できます。

 

※絶対ではありませんが、私の経験上では99%は無在庫販売者と思って差し支えないと思います。

 

通常の店なら6400種類も扱うのは効率が悪すぎるという判断をするはずです。

 

さらに今度はそのセラーの出品している商品をいつ発送するか?を確認していきます。

 

発送が注文後6日~7日後に設定されている

 

アマゾンは買ったらすぐ届くを強みにしています。

 

個人商店なら別ですが、すぐ届くが強みのアマゾンで販売しているのに発送が遅いのは「遅くせざるを得ない理由」があると考えるのが妥当です。

 

↓こんなように6日~7日後発送になっていることが多いです。(場合によっては発送が2週間~3週間後というのもあります)

 

 

 

 

 

理由は簡単で手元に在庫がないからです。

 

そして発送する人も販売した業者ではなくヤフオク・メルカリで販売している人なので、期間を長めに取らざるを得ないというわけです。

 

6日~7日となっているものの、人によってはそれよりも遅く発送する人もいると思われるため、それだとクレームになる場合もあるだろうなと容易に想像つきます。

 

さらには6400商品も無差別に出品しているためにアマゾンで売れたときにはすでにヤフオク・メルカリで該当商品が売れてなくなっている場合もあります。

 

その場合、当然ながらキャンセルでトラブルになるとも想像がつきます。

 

そう思ってセラーの評価を確認しにいきます。

 

 

セラー評価で配送に関する低評価が多い

 

上のような6400種類の商品の出品をし、発送までの時間が4日~5日かかるセラーの評価を確認すると以下のような配送に関する低評価が散見されます。

 

それも当たり前で、在庫のない商品を6400種類もカラ売りしているわけです。

 

売れたときには商品が入手できないなどは起きて当然です。ゆえにセラー評価でそのような低評価が多く残っています。

 

以下が具体例です。

 

↓私が説明したことを理解している人と無在庫販売業者だと最初から予想できます。ゆえにこういう低評価も入ります。

 

 

また、そもそもが自分の手元に商品がなく、注文が入ってから、商品を探しにいくため、すでに売れている場合も多くあります。

見つからない場合はキャンセルをするために、「待たされた挙句にキャンセルされた」という低評価が付きやすくなります。

 

 

 

 

 

 

↓とりあえず発送通知をしておいて、後からでも商品を見つけて発送しようとしたが見つけられずトラブルになったパターンです。

アマゾンだと決められた期日に発送しないとアカウント停止等のペナルティに発展するために、とりあえず発送通知をするいう業者もいます。

 

 

そもそもの注文数が少ないのに、たまに来た注文でこのような低評価をもらうので目立ちます。

 

セラー評価で新品なのに中古がきたという低評価が多い

 

ヤフオク・メルカリなどは、高く売るためにコンディションを嘘つく人は一定数います。

 

しっかり出品者をチェックしていればそういう人は悪い評価が多いので排除することは可能です。

 

がしかし無在庫販売セラーは、6400種類もツールで出品して行うためにそういう出品者からも購入することになります。

 

当然、トラブルになります。

 

 

 

 

ストア情報に店舗併売のために在庫がない場合があると記載

 

無在庫セラーのストア情報には大体下記記載があります。

 

 

 

要はヤフオク・メルカリで仕入れができなかった場合のヘッジ文言です。

 

これに加え、以下が書かれていることが多いです。

・注文確定後はキャンセル不可・キャンセル料50%など記載

・新品未開封でも検品のため開封している場合があると記載

 

注文が入ってからヤフオク・メルカリで仕入れをするわけなので、キャンセルされたら困るわけです。

 

よって注文確定後のキャンセル不可や50%のキャンセル料を取るなど記載しています。

 

検品のために新品未開封でも開封している場合があるというもの、上記で上げた開封品を仕入れてしまった場合のヘッジ文言です。

 

③特商法の住所・氏名の表記がローマ字

 

ストアの特商法の住所・氏名が日本人にもかかわらずローマ字表記している方がいます。

 

ローマ字表記する理由の一つは、氏名や住所で検索されてないようにするためです。

 

つまり、住所・氏名を日本人にも関わらずローマ字表記している方は、なんらかのやましい事情があり、住所氏名を特定されないようにする小細工をしていることになります。

 

現在(2022年)は副業ブームなので、会社にバレたくない理由により、ローマ字表記する人もいるようですが、なんらかのやましい事情を抱えていることは事実なので、買わない方が無難です。

 

※アマゾンには健全なストアは少ない

 

私の感覚だと上記で説明したようなストアがアマゾン内の40%くらいを占めているという認識です。

 

イチイチ精査するのがめんどくさいので、私はアマゾン直販以外からは買わないという決断をしています。

 

なんで世界のアマゾンがそんな状態になっているか?というとストアをチェックすることをすべて機械的にやっているからです。

 

その機械的にチェックが鬼にすぎて、普通にやっているストアが排除されやすい状況になっています。私も、まともにやっているにもかかわらず、いきなりアカウントの停止を食らいました。(もちろん、その間の売上補償などありません)

 

一方で、故意に悪意に脱法行為をしようとするものは、組織を作ってガッチリ対策をした上でアマゾンに乗り込んでくるため、ゾンビのように何度でも生き変えてきます。

 

結果、残るのは一部の会社と残りは脱法行為上等の会社ということになるわけです。と私は解釈しています。

 

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