一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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行政書士で開業する予定なら行政書士試験勉強を「無料」ではなく、できるかぎり課金をしてやるのが良い。

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↑サービス提供者になるつもりがあるなら、「無料」で勉強するのはデメリットが大きいと思えます。

 

資格試験を勉強していると、いかにお金をかけずに「無料」のものを利用して勉強して合格した!と胸を張る人がいらっしゃいます。

 

がしかし、個人的には「無料」で勉強しない方が良いと思っています。

 

「え!無料で勉強しちゃダメなの?お金ないし、別に良くねえ?」と思うかもしれません。

 

確かに無駄にお金を使うのはよくありません。できる限りお金をかけずに勉強できたらお財布にも易しく良いことのように感じます。

 

がそれは消費者としての視点しかありません。

 

もし自分が行政書士で開業するなどのお客様にサービスを提供する事業者になるつもりであるなら、無料で勉強しない方が良いでしょう。

 

理由は、自分がサービス提供者になったときに「値段のつけ方」がわからなくなる可能性が高いからです。

 

何それ?と思う方が多いと感じますので詳細に説明します。

 

※わかりやすいようにご自身が「行政書士で開業すると仮定」して説明していきます。

 

あくまで私はそう考えているということであって、お金が絡む話なので他人様におススメしている話ではございません。

 

行政書士の仕事は「お客様が無料でできること」を有料で販売すること

 

行政書士の仕事は、「お客様が自分でやれば無料でできること」を有料で販売することです。

 

※全業務がそういうわけではありませんが、説明しやすくするために断定表現をしています。

 

具体的に説明します。

 

私が行政書士になろうと思ったきっかけは「古物商許可証を行政書士に頼むと4万~報酬を払う必要がある」事実を目の当たりにしたことです。

 

書類を色々と集める面倒さはあるものの、それを含めても、提出書類自体を作成するのは難しくありません。

 

私自身でも自分で書類を作成し古物商許可を取得しましたが1日で必要書類の作成が完了しました。

 

これを行政書士に依頼すると「4万~」の費用がかかります。

 

私の印象は、「これで4万ももらえるの?」でした。

 

「美味しい商売だな。よし行政書士になろう」という下品で現金な考えをしたものです。

 

つまりはお客さまが自分でやれば無料でできるものを、あえて「有料」でお客様に販売するのが行政書士の仕事であるわけです。

 

無料でできるものを「有料」かつ、お客さまに喜んで購入してもらえるノウハウが必要なわけです。

 

無料で勉強し続けていると、どうすれば無料でできるものを「有料」で販売できるようになるのか?を考えることはないと思えます。

 

そのため、行政書士で開業した際に、自分が提供するサービスの値段を設定するのに苦労することになるでしょう。

 

値段設定の仕方がわからないと、「とにもかくにも最安値や!」と、価格競争をすることになるでしょう。

 

有料課金をして勉強すると、無料でできるものを「有料」販売する仕組みを考えるようになってくる

 

いままで散々、有料課金サービスを利用せずに、可能な限り無料で勉強してきた場合は、自分が開業してサービス提供者になったときに大いなる矛盾を感じることになると思えます。

 

自分は無料でやるが、相手には「無料でできるもの」を「有料」で販売する必要がでてくるためです。

 

そうではなく、有料課金して勉強するクセをつけていると、自分が課金した行動を振り返って、どうしてこのサービスはわざわざ課金したのか?を自己分析するようになります。

 

そして課金した後も、失敗したなあ(課金しない方がよかった)と思うときはどういうサービスか?を身をもって経験することができます。

 

逆もしかりで、「こういう仕組みがあるから」この課金サービスは人気があるんだなということも体験できます。

 

これらの経験は課金しないと手に入らない(入りにくい)経験と言えます。

 

つまり、有料課金をしながら勉強することで、消費者としてはもちろんのこと、これから自分がサービス提供者となる場合に大いに参考になると思えます。

 

その経験値があればあるほど、自分がサービス提供者となったときに役に立ってくると思えます。

 

※無料で勉強してばかりだと、自分の周りも無料でサービスを受けるのが当たりまえの人が多くなる

 

当然、「類は友呼ぶ」わけですから、自分が無料で勉強してきた!と言う考えを持っていれば、その考えに共鳴する人が周りに多くなるでしょう。

 

そんな状態で、自分がサービス提供者になり、「無料でできるもの」を「有料でサービス提供」したらどうなるでしょうか?

 

周りの人でサービスを利用してくれる人が、ほとんどいないと考えるのが自然でしょう。

 

有料よりも「無料」と考える人が多い環境だからです。

 

そういう意味で、自分がサービス提供者(行政書士で開業する)になるのであれば、有料課金を積極的にした方が良いと思います。

 

そうすることで、自分の周りを「有料課金」してくれる人が多い環境に変えていった方が有効と思えます。

 

が、当然ですが見る目を養うのがとても大事です。

 

中には本当に価値がないと思えるものを高額販売をする人がいるからです。

 

意識していると無料体験や無料公開が買って損したということがないように「こういうものを有料で販売している」という販促活動であることに気が付くようになります。

 

無料体験や一部無料公開がされているのは「品質を担保するため」と理解できるようになる

 

多くの有料級のサービスが無料で使えるのは、購入後のミスマッチを防ぐためと気が付くようになります。

 

決して、「お客様に無料で楽しんでもらおう」というのが意図されたものではありません。

 

人は「買ったけど、ショボかったという損」をするの嫌う傾向です。

 

そのために、購入する前に、「おおよそこういうものを販売していますよ」と中身がわかった方が買いやすくなります。

 

そのために、無料体験や一部で無料公開されていると思った方が正しい理解だと思います。

 

そこを理解せず、「無料で勉強できるぜぇ~ラッキー♪私は無料でお金をかけずに合格しました!」なんて、やっていると自分が開業したときに苦労することになると思えます。

 

そういう発想していると、自分が開業した際に「とりあえずいけるところまで自分でやりますので、やり方だけ無料で教えてください」と言う考えをするお客様がが多く寄ってくるようになると思われます。

 

ということから、行政書士で開業する予定なら行政書士試験勉強を「無料」ではなく、できるかぎり課金をしてやるのが良い。と私は思っています。

 

そして、無料のものを有料で販売しててもお客様に喜んでもらえるノウハウを、自分が課金をすることで身をもって経験していくことで蓄積することが大事と思います。

 

※あくまで私はそう思っているという私見でお金が絡む話であるため他人様におススメしているわけではありません。

 

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