一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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資格試験・受験などでは「絶対合格する」と思うのは良くないという話

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↑「絶対合格!」と思わない方が合格確率上がるかも(私見)

 

資格試験や受験の勉強をしている人を観察しているとよく見かける言葉があります。

 

「絶対合格!」

 

というやつです。

 

ご丁寧に、「先々の展望を描き、その第一歩になるから必ず合格する」や「苦節〇〇年。今年こそは絶対合格する!」などと合格したい理由を書いていたりします。

 

私の観察する限りとても残酷な話だと思いますが、「絶対合格する!」と宣言する人は不合格になりやすい傾向があります。

 

もちろん思考は現実化するという面もあり、完全に「絶対合格する!」と宣言する効果を否定するわけではありません。

 

が、超一流の人を除いては「絶対合格する!」と宣言しない方が良いでしょう。その理由をご説明します。

 

※「絶対合格」すると宣言している方を否定しているわけではありません。あくまで私が個人的に考えている私見です。

 

そもそもが物事において「絶対」はない。

 

社会人において「絶対」という言葉を使う人は、原則信用されにくいと思われます。

 

当たり前ですが、世の中におきることのほとんどが「絶対」おきることはないからです。

 

何かしらの例外的なことが起きれば、想定していたことが起きない場合も十分ありえます。

 

そんなことから、軽はずみに「絶対」という言葉を使うことができない社会人が多いと思います。

 

例外的な事象がおきて予定していたことができなかった場合に、「お前、絶対やる!」っていったよな!と無駄に上げ足を取られる要因にもなりえます。

 

ゆえに「絶対」と言う言葉を使う人は、平気で約束を破る軽い人と言う印象を私は思っています。

 

実体験でも、物を売るときに、「絶対に明日までには入金するので、商品を買ってもいいですか?」と言う人ほど、入金をしません。

 

理由を聞くと、「急用が入って入金にいけませんでした。明日は絶対入金します!」みたいに絶対を超軽く使う人が多い印象をもっています。

 

何かしらの例外が起きればできないことは誰でも理解しているので、通常は絶対という言葉を使わないわけです。

 

にもかかわらず「絶対」という言葉を使用しているので、おそらく試験・受験に対しても他の人に比べるとかなり楽観的に軽い姿勢で向き合っていると私は思っています。

 

絶対合格すると意気込むことで、冷静な精神状態が保てなくミスしやすくなる

 

現実的な問題として、受験生に降りかかってくるのが、気負ってミスることです。

 

難易度がソコソコある資格試験・受験になると回答時間が足りない・ギリギリなるということが多くなります。

 

そんなときに「絶対合格するぅぅぅ」と意気込んでいると、1問に無駄に食らいつき、時間不足になりがちです。

 

通常なら解答することが難しそうな問題がでれば飛ばすでしょう。

 

が、「絶対合格」すると気負っている場合は、飛ばさずにすべてをしっかり解答しようとする傾向があります。さらに慎重に吟味をする傾向にもなりやすいです。

 

そして振り返ってみると「時間がないやんけ!」となり、最後まで解答できなくて不合格なるというのは、よく見る光景です。

 

そういうリスクを軽減させる意味でも、「不合格になっても来年また受験すればいいや。とりあえずいつも通りに問題を淡々とこなす!」くらいに思っている方が良いでしょう。

 

ある意味で「問題運が悪いと不合格になる」くらいを想定して、力を抜いて回答した方が冷静に試験に取り組め、合格する可能性が高いと思えます。

 

※勉強するだけが受験・試験対策にあらず

 

当たり前ですが受験・試験は勉強すれば合格確率は高くなるものの、勉強したからといって「必ず」合格するものではありません。

 

試験前日に急な体調不良に襲われるかもしれません。

 

交通機関が乱れて試験会場にいけないリスクもあります。試験の途中で腹がいたくなってトイレいきまくることになるかもしれません。

 

そういう諸々のことを考えれば、どんなに万全に勉強をしたとしても「絶対」合格とは言い切れません。

 

さらに上述したような「無駄に気負って、冷静に回答できない状況に自分を追い込む」と、もっと合格確率は下がることになるでしょう。

 

そう意味では、受験・試験では、やるだけの勉強をやり「やったことを可能な限り出すだけ!」という心理状況で臨むくらいがちょうどいいと思っています。

 

 

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