サービス提供者なら、あまり見られていなくてもブログを書き続けた方が良い理由。
↑ブログは、「私はこういう人でこういうことができるんです!」と説明する効果があると思えます。
私は毎日せっせとブログを書いています。
2022年5月18日~毎日文字数にて1500文字以上で、日記的な記事を書かないという縛りを設けて書いています。
気が付けばもう300日以上継続しており、もうすぐ1年になります。
私が観察している限りだと、行政書士で毎日ブログを書いている人を見たことがありません。(文字数で数百文字の日々の日記的なブログを除く)
たぶん、わざわざ毎日更新する意味がないと思っている人が多いためと思います。
実際に私も毎日更新しても2日に1回の更新であっても特段に問題はないと思っています。
が、わざわざ面倒な他の人がやらない毎日更新をすることで、なんか変わったことをやっている人という差別化の一つになりえると思います。
加えて、私が毎日更新することが有効だと思っていることは、「私はこういう人でこういうことができるんです!」とアピールすることができることだと思っています。
つまりはブログ更新を上場企業でいうことの会社説明会・決算説明会みたいなものと捉えています。
しかも毎日更新することで、日次で決算説明会をしているに似た状況が作れると思っています。
それによって、ミスマッチが起きにくくなり、サービスを提供した場合の満足度が高くなりやすくなると思っています。
以下で詳しく説明していきます。
目次
人はお金を出してサービス提供を受けるときに失敗したくない。
当たり前ですが、わざわざお金をだしてサービス提供を受けるなら、失敗したくありません。
わかりやすい例で言えば、まずい食事をした場合などがそうです。
新しい飲食店ができて宣伝をする場合は、「おいしい」とアピールするのが通常です。「まずいですよ」と言う人はいないでしょう。
ということは全員がわかっているので、実際にその食事をした人の感想である口コミを参考にする人が多いわけです。
口コミで「おいしい」が多いなら行ってみるけど、「まずい」が多いなら行かないという極めて当然の判断です。
つまりは、「お金を出したのに失敗した!損した!」と思いたくない心理が人には働くわけです。
新たに無名で開業した場合の口コミは期待できないから、ブログで代用する
新たに無名な人が開業した場合は、口コミが存在しません。
サービスを受けてくれた人がいたとしても、絶対数が少ないため口コミを期待できにくいと思えます。
特に初期のころの口コミは知り合いに頼んだいわゆる「さくら」である可能性すらあり、信用されにくいでしょう。
その口コミの代わりにブログがなると私は考えています。
ブログに自分ができるサービス内容について詳細な説明があれば、口コミがなくても様子がわかり、想像ができるからです。
さらに代表者の考えていることもわかると、サービスを受ける側からするとありがたいと思うはずです。
例えば、医者であれば、できる限り自然治癒させようとする考えの医者と薬ですぐに治癒させようとする考えの医者であるか?が事前にわかっているだけで、患者としては、かなり助かります。
ブログ更新は「日記的な記事」だと効果が薄い
ブログを自分が提供するサービスの口コミの代用の意味合いを持たせるのであれば、日記的記事だと効果が薄いのは理解できるでしょう。
例えば以下みたいな内容で数百文字のブログ記事を投稿したらどうでしょうか?
最近は春めいてきましたね~♪
散歩をしている桜が咲いててキレイでした。それがあまりにもキレイなので、思わずパシャリ!
ウキウキして、仕事がやる気モードに拍車がかかりました。今日もがんばっていきましょう~♪
だからなんだよって思いませんでしょうか?
広い意味では、その人の人柄がわかる意味合いがあるかもしれませんが、この日記系の記事を多く投稿しても、仕事の受注にはなりにくいでしょう。
飲食店だった場合、「それと料理どう関係あんの?」となるからです。
それなら、桜の話につなげて、桜もち・さくらムースなど料理を紹介した方が良いわけです。
そうすれば、それを見て食べたいと思う人がいれば集客につながる可能性がでてきます。
ということを意識した投稿を続けることが大事で、「投稿をすること」を目的として日記的に記事を投稿しないように気を付けるべきと思えます。
私は日記的に記事を防止する意味で日々の投稿の文字数を1500字以上~にしています。
ただの日々の日記で1500文字以上書くのはシンドイと思えます。日記的な記事だとせいぜい500~800文字前後と思えるからです。
多くの人にみてもらうことは期待しない(目的にしない)
ブログを投稿するとなると気にするのはPV(その記事がどれだけ見られたか?)でしょう。
せっかく時間をかけて書いた記事がどれくらい見てもらえたか?気になるものです。
見てもらえる人が多ければモチベーションが上がると思えます。
ブログを毎日更新する人がほとんどいないの理由の一つが見てもらえている人が少ないということだと思います。
が、正直、見てもらえること(PV)を気にしない方が良いと私は思っています。
ブログに期待するのが自分が提供するサービスの口コミの代わりだからです。
自分が提供するサービスを求めてきた人に対して、「こういう内容でサービスを提供しています」とあらゆる角度から説明している記事を用意しておくことが大事と思えます。
見てもらえること(PV)を意識した投稿になると、「こういう内容でサービスを提供しています」ということとはかけ離れて、PVの伸びが期待できる投稿をするようになり本末転倒する可能性が高いと思えます。
面倒でもわざわざ毎日投稿する意味
わざわざ毎日投稿する意味ある?と思う人もいるでしょう。
毎日投稿すると記事の質が落ちる場合があるので、無理に毎日投稿せずに投稿したい記事が書けるときだけ書けばいい的なこともよく言われています。
が、毎日投稿する意味は、ネタに困って自分をさらけ出さざるを得なくなることにあると私は思っています。
上記で書いたように、ブログを口コミの代替と考えた場合に、自分で自由に書けるネタがあるときだけブログを書く場合は良いことばかり書く傾向になります。
当然と言えば当然の流れです。
しかし、書くことがなくても毎日1500文字以上書くという縛りを設けていると、書きたくないなと思うことも書かざるを得なくなります。
口コミと考えれば、悪い口コミを敢えて自分で書く行為になります。
このあえて悪い口コミを書くには、毎日更新してネタ切れを起こさせる必要があるわけです。
これによって、良い面も悪い面も総合的にブログ読者に判断してもらいやすくなると思えます。
そうすることで自分の提供するサービスのミスマッチが起きにくくなると思えます。