SEOより指名検索。検索されたときに詳細な情報開示が必要。
今回、開業前ですが自分の名前を開示することにしました。
開業すれば、結局、名前を公表することになるので大した問題にはなりません。
が私は、開業するつもりはあっても、本当に開業するか?は何とも言えないため、名前を公表することをためらっていました。
ここ1か月、実務経験を積むためにいくつかアルバイトに申し込みましたが、そこで思うところがありました。
実務経験を積むためにいくつかアルバイトの面談をする中で、検索されたときに詳細な情報開示が「お互いに」必要と強く思いました。
加えて、検索されやすくするにはSEOよりも指名検索の方が良いと前々から思っていたこともあり、氏名の公表を前倒しで実行しました。
アルバイトの面接で感じたことは以下です。
目次
採用する側の企業が何を求めているのか?がわからない
やっぱりまず思ったのが、採用する側の企業がどんな人材を求めているのか?がこちら側からはわからないということです。
募集要項には多くの場合以下4点くらいしかありません。
・時給
・業務内容
・勤務時間
・必要な経験、資格
こちらとしては、これ以上はわかりません。
が採用する側の企業は、心の中では、以下のような希望があり、それに適した人を採用したいはずです。
・資金が厳しいので安い時給で雇いたい
・緊急なので、すぐにでも働ける人がほしい
・週5働ける人がほしい
・長く働ける人がほしい
・短期間だけ働ける人がほしい
長期で働いてほしいのに、短期で働きたい人の面談をしてもミスマッチが起きる可能性が高く、事前にそういうことはわかっているはずです。
だったら最初から長期で働ける人を募集と書いておけばいいわけです。
しかも長期という言葉も曖昧です。
人によってどの期間を長期とするか?はそれぞれです。
私は1年=長期と思っていても、企業側にとっての長期は5年かもしれません。
その場合に、私が長期(1年)で働けますと言っても、企業側には長期(5年)とみなされずミスマッチが起きます。
採用する側の企業も申込者を履歴書・職務経歴書で理解するのは難しいと思われる。
個人的には履歴書・職務経歴書があれば、アルバイトの採用を決めるなら十分な気がしていましたが、今回はそうではありませんでした。
どちらかという正社員として採用する面談をされていたという印象を受けました。
以下みたいなことをやるように指示されました。
・ワードやエクセルで簡単な書類を制限時間内に作成せよ!
・性格診断みたいな100問くらいの問題を15分以内にせよ!
要は、申込者に仕事をする能力があるか?性格的に問題がないか?をあの手この手で知ろうとしているのだと思います。
何度も私は、心の中でブログを教えるから見てよ!と思っていました。
そう意味では指名検索等であらかじめ検索できるように状態にしておく必要があると強く感じた次第です。
今回のアルバイトの面談はお互いに不毛な時間になってしまった。
完全にお互いのニーズがかみ合っていない状態にもかかわらず、面談になっていた気がします。
そうはいっても会ってみないとわからないということはあるかもしれませんが、事前にわかることも十分にあり、わざわざ面談する必要がなかったのではないか?と感じています。
なぜならば、時間かかりすぎるからです。採用活動開始から合否結果まで3週間もかかります。
・書類選考に1週間
・面談の日程調整に1週間
・面談後の合否に1週間
書類選考でニーズに合致していないことがわかっていれば、その後2週間もかけて面談する必要がなくなるからです。
※自分がどういう人間かを詳細に開示しておくことは大事
今回のアルバイトの面接で大事と思ったことは、自分がどういう人間か?が容易に検索でき、閲覧できるようにしておくと効率が良さげということです。
行政書士のアルバイト面接で収穫だったことが、このことを腹落ちして理解できたことです。
行政書士で開業することを含め、色々活動していく際に、まだ見ぬ見込み客の方は、この人に頼もうと思うけど大丈夫かな?等を思うはずです。
その際にブログ等で自分がどういう人間か?を開示することで、ミスマッチをかなり減らすことが期待できると思えます。
検索されるにはSEO対策ではなく指名検索
ブログ等に掲載しても検索されないと意味がありません。
そのためにはグーグルのアルゴリズムに翻弄されるSEO対策ではなく、他に検索のしようがない指名検索が極めて有効という判断です。
以上を踏まえて、実名を公表するデメリットよりメリットの方が大きいと判断し、一足先に氏名の公表にいたりました。
そういうことが腹落ちして理解できたことを踏まえると今回の1か月にわたるアルバイト活動はとても有意義なものとなりました。(すべて不採用でしたが・・。)
以上、SEOより指名検索。検索されたときに詳細な情報開示が必要。