一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

当ブログおよび私の行政書士事務所HPをマネした類似サイトにご注意ください。

とある人の話を聞かない人(会話が通じない人)の心理状況を約3年かけて分析してみた。

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

通常なら「人の話を聞かない人(会話が通じない人)」には近づきません。

 

めんどくさいし、疲れるし、ストレスがたまるからです。

 

が、そうもいかない事情があり、粘り強く会話を続けた結果、どうして人の話を聞かない人(会話が通じない人)になってしまうのか?の根本的な心理状況を概ね推定することができるようになりました。

 

おそらく、人の話を聞かない人(会話が通じない人)の多くに当てはまっているのではないか?と思えます。

 

がしかし、根本の心理状況が理解できたとしても、当の人の話を聞かない人と、残念ながら会話が通じないことには変わりません。

 

対応が非常に難しく、なんらかの対応策があるわけではありません。日々頭をひねって打開策を模索しています。

 

人の話を聞かない人の心理①:相手を理解しようと思う気持ちがない

 

会話をしていて思ったのが、「相手を理解しよう」と思う気持ちをもっていないということです。

 

通常、会話はキャッチボールです。キャッチボールをしながら、相手が何を考えているか?を理解していきます。

 

が、人の話を聞かない人(会話が通じない人)は、そもそもがキャッチボールをしようと思っていません。

 

自分のことを一方的に話をして「自分のことを深く知ってもらうこと」に注力しているっぽいことが理解できました。

 

そして会話をする相手に求めるのは、「自分のことを少しでも深く知ってもらいたい」ということのようです。

 

会話でキャッチボールをしながら、「お互いを理解していくということは思っていない」と思われます。

 

そのため、会話においては、人の話を聞く必要がないわけです。

 

むしろ、時間があれば自分の話をして、自分のことをより深く知ってもらおうとする行動をしていると思われます。

 

実際に直球で人の話を聞かない人に「どうして他人のことを理解しようとしないのか?」を聞いてみたら、恐ろしい返答がきました。

 

「別に他人のことを理解する必要がない!」でした。

 

周りの人からすると、自己中以外に何ものでもないわけですが、本人は自己中とは思っていないと思われます。

 

会話もまともにしていないのに、何をもって自己中ではないと思っているのか?というと以下です。

 

本人は会話ではなく、「自分の思い込み」で相手のことを理解しているつもりでいるっぽいことも理解できました。

 

人の話を聞かない人の心理②:「自分の一方的な思い込み」で相手を理解したつもりになっている

 

相手と会話をするわけでもないのに、どうやって相手を理解しているつもりになっているか?というと「自分の思い込み」です。

 

本人からすれば、相手のことをあれこれ色々と考えて理解したつもりになっているように思えます。

 

ポイントは、会話をせずに、ある意味で自分の妄想・想像で「相手をことを理解していると思い込んで」しまうことです。

 

あれこれ色々と考える時間が長ければ長いほど、本人としては相手のことを十分に配慮しているつもりにも理解してあげているつもりにもなっていると思われます。

 

そこで第3者から本人に「もう少し相手の話を聞いて理解してあげる努力をすれば?」と言われようものなら、顔を真っ赤にして「俺はちゃんと相手を理解している!!!」と怒るわけです。

 

が、残念ながら「一方的な思い込み」であることに気が付けていません。

 

相手としっかり会話をすれば「一方的な思い込み」であることが理解できるわけですが、最初に書いたように、話を聞かない人の基本スタンスは、「相手を理解する」よりも「自分のこと深く知ってもらうこと」です。

 

そのため、悲しくもありますが、話を聞かない人は、空回りになる傾向です。

 

そして、もっとも大きな問題なのが、相手も嬉しくない状況にあるということです。

 

相手が望んでもいないことを、話を聞かない人の勝手な思い込みでされるわけです。相手の本音は嬉しくないでしょう。

 

が話を聞かない人は相手の望んていることをしてあげていると思ってしまっていることが大問題です。

 

人の話を聞かない人の心理③:「自分の一方的な思い込み」で出した答えは変えようとしない。

 

さらに会話をしていて感じたことが、その「自分の一方的な思い込み」に時間がかかっていればいるほど、もう後戻りできないという心理状況になるっぽいです。

 

考えに考え抜かれたことならまだ納得できるのですが、多くが単純に「一方的に思い込んだだけ」の場合がほとんどで、突っ込みどころ満載なわけです。

 

が、軽く指摘すると「もう十分考えたことだから」となってしまいます。

 

具体例としては、相手がカレーが嫌いであったとしても、話を聞かない本人は、相手が好きなものがカレーだと思い込むわけです。

 

たぶん、ラーメンがいいのか?ソバがいいかな?とか色々と自分なりに相応の時間使って考えた結果「相手はカレーが好きだ!」思い込むに至るのだと想像できます。

 

通常は相手に聞けば終わります。もしくは普段の会話から何が好きなのか?を察することができます。

 

が、それをせずに、「一方的に思い込んだだけ」です。

 

しかも、あれこれ色々と考える時間が長ければ長いほど、本人としては相手のことを十分に配慮しているつもりにも理解しているつもりにもなってしまうと思われます。

 

こちらから、「あの人はカレー好きではないよ!」と伝えても、「いや、あの人はカレー好きだよ。俺は良く知っている」となってしまいます。

 

こちらが、そのあの人から直にカレーが好きではないことが聞いていても、話を聞かない本人は「いや、あの人はカレー好きだよ。」と思い込んで頑なに考えを変えません。

 

自分なりに相応の時間使って考えた結果のため、思い込みがかなり強化させてしまっていると思われます。

 

「ここまで進んだからもう引き返せない」という心理状況に近いようにも思えます。

 

※すべては相手と柔軟に会話することから始まるが・・・

 

すべては、会話をすればいいだけなのですが、それができないわけです。

 

難しいのが、本人は一方的な自分語りで十分に会話になっていると思い込んでしまっていることです。

 

こちら側が会話になっていないと思っているのに、本人は会話になっていると思い込んでしまっているために、どうしようもありません。

 

結局は、こちら側が折れて、「一方的な思い込み」を本音では嬉しくないものの、嬉しいように装って、話を聞けない本人の気分が良くなってもらうしか現状ではないと思っています。

 

そうしないと、人間関係が崩壊するからです。

 

人間関係を崩壊させないために、話の聞かない人の思い込みを泣く泣く受け入れている現状を本人は会話が通じていると誤認していると予想されます。

 

おそらく、人の話を聞かない人が変わるのは難しく、こちら側が一定の理解を示し我慢をするのがベターな対応だと現状だと思っています。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 群馬県邑楽郡で開業している行政書士のブログ , 2023 All Rights Reserved.