一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

絶望的にコミュニケーション能力が低い人が「自分のコミュニケーション能力が低い」と気が付くためには?

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↑コミュニケーション能力が絶望的に低い人は、キャッチボールで暴投をしがちです。

 

コミュニケーション能力が低いと生活の質が著しく下がります。

 

もっとも迷惑を被る(生活の質が下がる)のはコミュニケーション能力が低い本人ではなく、家族を代表とする周りの人です。

 

コミュニケーション能力が低い本人は、他人を配慮する気持ちが欠如しているために、家族を含めた周りに人に迷惑がかかっていることを理解できていません。

 

そう言い切れるのは、約3年に渡って、コミュニケーション能力が絶望的に低い人と接してきたからです。(下記記事参照)

 

とある人の話を聞かない人(会話が通じない人)の心理状況を約3年かけて分析してみた。

 

さらに、家族を含めた周りに人が、コミュニケーション能力が低い人に対して相当の我慢(配慮)をしているために、人間関係が成立できていることもわかっていません。

 

それゆえに、コミュニケーション能力が低い本人は、自分が家族を含めた周りに人の生活の質を著しく下げていることに気が付けていません。

 

もしかしたら、自分がコミュニケーション能力があると誤認している可能性すらあり得ます。

 

何事も現状を正しく理解することから物事がスタートします。

 

ゆえに、まずは「自分が絶望的にコミュニケーション能力が低いこと」に気が付かねばなりません。

 

絶望的にコミュニケーション能力が低い人が「自分のコミュニケーション能力が低い」と気が付くためにすべきことをまとめてみました。

 

これから列挙することに該当している場合は、ご自身が絶望的にコミュニケーション能力が低いと思った方が良いです。

 

私自身は野村證券において17年間営業職として4000~5000名の方とお金を通じて、生々しいコミュニケーションをとってきました。

 

当たり前ですが、高額の有価証券を購入してもらうには「相手を理解する」が超大事です。

 

一方的に「この商品買ってもらいたんですぅぅ~」と熱弁したところで、相手に嫌がられるだけです。

 

相手のことを理解して、適切な提案をしないと商品購入には結びつきません。一定レベルのコミュニケーション能力がないとやっていけませせん。

 

その経験に基づいて書いています。

 

コミュ力が低い人の特徴①会話している時間の50%以上が「自分」である

 

まずは相手と会話をしている場合の「自分が話をしている時間」を正確に把握することを意識してみましょう。

 

多くの場合はコミュニケーション能力が低い人の会話している時間が80%~90%を占めているでしょう。

 

が、コミュニケーション能力が低い人は現状把握能力も欠如しており、自分にとって都合の良いように物事を捉える傾向があります。

 

ゆえに、割り引いて考える必要があります。

 

相手と会話をする際に、50%以上自分が話をしていると感じる場合は、コミュニケーション能力が低いと認識した方が良いです。

 

なんで自分が話している時間が多いとコミュニケーション能力が低いの?と疑問に思うかもしれません。

 

むしろ話を長くできるのであれば、コミュニケーション能力が高いんじゃねえ?と誤認する方もいるかもしれません。

 

コミュニケーションを円滑にするには、「相手の理解状況」に合わせて適宜「会話の内容やペースを変える必要」があります。

 

「相手の理解状況」を確認するために、相手の話を聞くという行為が重要になるわけです。

 

さらには、会話を一方的に聞き続けるというのは多くの人にとって拷問です。

 

一方的に会話をされても、多くの場合は、「話なげえな。早く終われよ」としか思わなく、相手には伝わらないものです。

 

そのために会話を円滑にするには、自分よりも相手に話をしてもらった方が良いわけです。

 

コミュニケーション能力が高い人は「聞き上手である」場合がほとんどです。

 

逆に言うと、自分の話をしている時間が長い人はコミュニケーション能力が低いと言えます。

 

証券会社の営業においても、「ゴリゴリ買ってもらいたい商品の提案ばかりする」とお客様に嫌われ、次回以降会話するチャンスすら失います。

 

「提案しなければ、買ってもらえないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実際は提案しない方が売れます。

 

提案をしないで相手の話をじっくり聞いていると、相手の方から「お前は何か買ってもらいたんじゃないの?とりあえず○〇万までなら買ってやるよ!」となる場合もよくあります。

 

むしろ、相手の話をじっくり聞くことに徹した方が、結果として顧客と長期に良好な関係が築け、商品がより多く売れるわけです。

 

コミュ力が低い人の特徴②話さなければ、相手に「自分の思い」が伝わらないと思っている。

 

コミュニケーション能力が低い人は、相手を理解するよりも、自分のことを深く知ってもらおうとすることに躍起になりがちです。

 

そのためには、とにかく話をして「自分の思い・考えを相手に伝えなけば」と思う傾向です。

 

そう思っている人も、コミュニケーション能力が低い人の典型的な特徴です。

 

上の特徴①の後半でも書きましたが、一方的に「自分の思い・考えを相手に伝えなけば」と会話をしても相手は聞く耳を持ちません。

 

ゆえに、「話さないと思い・考えは伝わらない」という考えは間違っています。

 

人は、自分のことを理解してくれる・理解しようと努力してくれる人の話なら聞こうと思う場合が多いわけです。

 

つまりは、自分のことを知ってもらいたいのであれば、まずは相手を知るということが第1歩になってきます。

 

そのために、まずは相手に話をしてもらって、じっくり話を聞くということが超大事になります。

 

話をしないと伝わらないと思っている時点で、コミュニケーション能力が低いと認識して良いと思えます。

 

コミュ力が低い人の特徴③自分と反対の意見に反論し受け入れない

 

自分の意見と反対の意見を持つ人がいた場合に、反射的に反論しようと思う人はコミュニケーション能力が低いと思った方が良いです。

 

本来は、自分の意見と反対の意見は大変貴重です。

 

単純なアンチの否定意見は無視して良いですが、一般的な人からの反対意見は「自分では見落としている別角度からの物の見方」である可能性があり、大変有用です。

 

そこを理解している人は、反対意見はウェルカムで受け入れるわけです。

 

むしろ反対意見をしてきた人に対して、「貴重な反対意見ありがとう」と感謝する場合も多いと思います。

 

耳の痛いことを言ってくれる人を大事しなさいと言われる理由もそこにあると思えます。

 

が、その点を理解できていない場合は、自分の考えに反対意見を言われると、否定された気持ちになりイラっとして反論することになるでしょう。

 

時間をかけて熟慮に熟慮を重ねた場合は特にそうなりがちです。

 

イラついて反論してしまうと、次から、「こいつに反対意見を言うとめんどくさくなるから言わない」とわざわざ反対意見を言ってくれなくなるでしょう。

 

そうなると、反対意見がなくなり、目先は気分が良くなるかもしれませんが、その人の考えや思考が一方通行になります。

 

特徴②である「相手のことを理解」ができなくもなり、特徴①である自分の話が50%以上になりやすくなるでしょう。

 

何よりも客観的に判断する能力が欠如し、間違った判断をしやすくなります。

 

そして、その間違った判断をしても誰も正してくれなくなります。当然に家族を代表とする周りにいる人の生活の質が下がります。

 

※まずは自分が絶望的にコミュニケーション能力が低いことを自覚すべし。

 

コミュニケーション能力が低い人は上記で上げたような特徴①~③を持っています。

 

そのため、会話の相手は黙ってその人の話を聞くことが多くなります。

 

がそれは話を有難がって、耳を傾けているのではありません。台風と一緒で、話を終わる(台風が通り過ぎる)のをじっと耐えているだけです。

 

勘違いしてはいけません。

 

相手の心の中では「今日は20分くらいで終わればいいなあ」くらいで拷問に耐える覚悟をしていると捉えても間違えではないでしょう。

 

通常は超めんどくさい人であるために、他人を含む周りの人であれば近づきません。

 

一方で家族を代表にする身近にいる人の場合は、近づかないという選択ができません。

 

そのため、「この人と会話をしても、めんどくさくなるから黙っているだけ」であるのが実際の状況です。

 

コミュニケーション能力が低いと家族を代表とする身近の人の生活の質が著しく下がってしまうわけです。

 

改善するには、まずは自分が絶望的にコミュニケーション能力が低いことを自覚することが第一歩です。

 

そのために、自覚するためにはどうすればいいか?をご紹介させていただきました。

 

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