一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【行政書士試験】170点台での不合格者が万年受験生になりやすい理由とは?

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行政書士試験に1~2年で合格できない場合は、合格までに5年前後かかるケースが多いと私は思ってます。

 

特に1~2年目で170点台で不合格になってしまった方は、残酷ですが、5年コースになる確率が高いと思えます。

 

行政書士試験は180点以上取ると合格できます。170点台で不合格になった場合は、点数だけみると後少しです。

 

が、それが逆に受験生を万年受験生へ導くことになりえます。

 

その理由は、単純明快で、あと少しで合格だと誤認して手を抜くからです。

 

当受験生からすれば、そんなことはない!と思っているかもしれませんが、客観的にみるとかなり手を抜いている人が多いです。(全員ではありませんが)

 

つまり、170点で不合格になってしまった場合は、翌年も不合格になる確率がかなり高いと警戒をすべきであるということです。

 

そして、油断をせずに、ゴリゴリ勉強するのが良いと私は思っています。

 

※私は約4年間にわたって、受験生をかなりチェックしている

 

私は行政書士試験で不合格になってしまった方が合格できるようにサポートのつもりで体験記を書いています。

 

【行政書士試験】勉強すれども点数がイマイチ伸びない方へ!「正しい方向の勉強をしているか?チェックする方法」のご紹介。

 

その体験記をより質の高いものにすべく、時間がある時に行政書士試験のリベンジ組の動向を結構チェックしています。

 

自分が受験生のときも含めると、もう4年近くも受験生をチェックしていることになります。

 

主にツイッター・youtube・ブログ・noteなどで、一定の受験生をかなりウォッチしています。

 

どんな教材を使って、何時間、何周、そして模試で何点とっているか?などをチェックしています。

 

そのうえで嫌らしい話ですが、自分なりに、「この人は不合格だろう」や「この人は合格するだろう」など約4年間やっています。

 

R4行政書士試験:私がチェックしていた5人の受験生(3~4回目受験)は全員不合格に。勝手にコンサルしてみる

 

その中で感じるのが、170点台不合格者の万年受験生化するリスクが高いことです。

 

150点台で不合格になった方が合格率が高い傾向です。実際に私も不幸中の幸いで1年目は152点で不合格でした。

 

たぶん、私も170点台だったら、ご多分に漏れずあと少しで合格だからと手を抜いていたと思えます。

 

170点台で不合格になった人は勉強の始動が遅い

 

170点台の不合格者は、勉強の開始はかなり遅くなる傾向です。

 

2023年で観察していると、7月末くらいになって勉強を本格的に始動している人が多い印象を受けました。

 

7月末になると、大手予備校の模試が始まってくるため、その模試を受けてボチボチ勉強をするか!と始動をするわけです。

 

が当然ですが、約半年以上もサボっているわけなので、良い点数をとれるはずがありません。

【行政書士試験】昨年170点台で不合格の人の模試点数が悪いことが多い理由。(7月時点)

 

この模試を受けたときのコメントを観察していると、多くが「しばらくやっていなかったのに、思ったよりも点数が取れた!」というものです。

 

「勉強していなかった割には、点数がとれた」かもしれませんが、比較すべきところは、通常はそこではありません。

 

他の受験生であったり、合格レベルの点が取れているか?の方を本来は重視するべきです。

 

そういう意味では、この時点で、かなり目線が低くなってしまっているわけです。

 

他のガツガツ勉強している受験生は、高い点数を取れている

 

一方でしっかり勉強している受験生なら模試で200点~240点くらい取ってくる場合もありえます。

 

7月末に開催される模試は比較的簡単なものであるためです。

 

にもかかわらず、前年に170点台で不合格になった実力があったによ、7月末の模試で180点だったりすれば、その時点で上述した他の合格しそうな受験生に20点~60点も負けているわけです。

 

本来であるならば、昨年に170点台で不合格であったら、7月末の模試で200点~240点くらい取りたいものです。

 

そうなるべく、7月末までに勉強すべきであったと思えます。

 

実際に私が不合格になった翌年の最初の7月末の模試の点数は232点でした。

 

 

あくまで結果論ですが、少なくてもゴリゴリ勉強していました。7月末まで800時間くらいは勉強をやっていたと思います。

 

そういうゴリゴリ勉強して合格しようとしている受験生と戦うわけです。

 

前年に170点台だから、あと少し勉強すれば合格っしょ!というスタンスだと不合格になりやすいのが理解できるかと思います。

 

勝負は直前までわからなく、最後まであきらめずに勉強をすれば合格を勝ち取れる可能性はあると思いますが、確率は高くないでしょう。

 

行政書士試験は180点以上取れば合格できる絶対評価試験の体裁をとっています。

 

が、実際は記述で点数調整をして、上位11%前後が合格する相対評価試験とも言われています。

 

つまりは、前半サボっていたビハインドがあるため、それを跳ねのけて上位11%には入りこむには、大変ということです。

 

そしてもし本年も不合格なってしまった場合は、翌年も同じようなことが繰り返される傾向と思われます。さらにもっと油断するようになりがちです。

 

残酷ですが、観察していると以上のようになってしまっています。

 

結局は前年に170点台であろうが、翌年は最初から出し惜しみせずにゴリゴリ勉強したほうが良いと思えます。

 

170点台不合格であっても、油断せずにゴリゴリ勉強している方は翌年、高確率で合格していっているのは観察できています。

 

が意外にそういう方が少なく、多くが油断して7月末くらいから勉強を開始しているように思えます。

 

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