【約1か月経過】行政書士開業準備でどんなことをしたか?
↑まだ建設中(準備中)というイメージ。
2022.5月頭に行政書士の開業準備を本格的に始めました。
実際にどんなことをやったか?の開業準備1か月目をまとめておきます。
とりあえず独立して、あとから帳尻を合わせるというやり方もあるかもしれません。
むしろ、行政書士にはとりあえず即独立するという方が多い印象です。
が私は、即独立するには年を取りすぎています(44歳)。
44歳で、独立しているのに業務知識がありませんというのでは、正直かっこ悪いし、一般的にもあまり許されるとは思えないと私は感じるからです。
※あくまで個人的な感想です。
加えて、私は39歳で脱サラし法人を設立しているため(現在5期目)、脱サラして「1国1城の主だぜぇ~」とウェイ~♪と舞い上がる気持ちも持ち合わせていません。
そのため、開業するメリットが十分に感じられたときに、やっと重い腰を上げて開業しよう!というスタンスをとっています。
さっさと開業しろよ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、さっさと開業しない理由は、もうすでに独立しているからです。
実際にやったこととその感想をご紹介しています。
目次
①事務所を探した。
私は自宅兼事務所でやるつもりはありません。
現在住んでいる自宅は、法人で物販をやっている在庫をある程度置いておく、かつこれから置くかもしれないので、スペース的に余地があまりありません。
そのため、やるなら行政書士用の事務所を借ります。事務所物件を借りるのではなく、事務所可のSOHO物件を借りるつもりです。
その方が格段に費用が安くなるからです。
探すと結構たくさんあり、借りたければいつでも借りれる状態になっています。
特段、急いで物件を抑えないと場所がない!ということにはならないことが確認できました。
数件は実際に不動産屋に行ってみてきました。
余談ですが、行政書士の業務に宅建業の申請業務があります。(他にもあると思えます)
不動産会社と仲良くなっておくと、仕事を受注できる可能性もあります。
そのため、「俺は客だー!」という横柄な態度は厳禁で丁寧に誠意をもって対応した方が良いです。
②事務所HPと毎日更新するブログを開設
事務所のHPは行政書士登録が終わっていない(今のところする予定もない)ため、ドメインだけ取得して放置しています。
ブログ記事も毎日更新で書き始めました。
ブログは匿名でやっていましたが、匿名で書きたいことを書きなぐるのと、実名で書くのでは神経の使い方が違います。
結構大変かなと思っていましたが、やってみると、早々に読み手は配慮しながら書くことにも慣れて、そこまで大変でないと感じられるようになりました。
記事の文字数は原則2000文字前後で書いています。
2022.6.12時点でブログ開設後、26日連続更新中です。毎日更新というと大変そうに思いますが、実際はコツをつかむとそんなに大変ではありません。
③実務経験を積むためにアルバイトに申し込んだ
行政書士関係の募集はそもそも件数が少ないので、数件申し込みましたが、すべて不採用という結果に終わりました_| ̄|○
個人的には開業を視野にいれた実務知識習得目的だとアルバイトでは採用はされないと思った方が良いという印象です。
正社員なら採用するけど、アルバイトなら採用しないというスタンスが伝わってきました。
実際どんなやり取りになるのか知りたいからは以下からどうぞ。(有料です。個人的に突っ込んだ内容と思った場合は有料で書くようにしています)
行政書士事務所等に実務経験を積みたい目的でアルバイト募集に申し込んだ場合、どんなやり取りを面談でするか?
アルバイトは申し込んだ印象としてはとにかく時間かかりすぎて( ̄Д ̄つかれたーということです。
行政書士事務所など士業事務所にアルバイトに申し込むと、採用・不採用の合否に3週間近くかかる・・。
書類選考1週間、面接日程調整に1週間、面接後の回答に1週間。
この遅さなんなんだろう・・。
— 川島和秀@行政書士開業準備中 (@hm_ceo_) May 31, 2022
このくらい進む時間が遅いので、採用不採用という事実より、時間がかかりすぎてストレスになるといった印象です。
がこの面談の超非効率を体感したことで、色々とアイデアが浮かんで、別の意味で、とても収穫がありました。
アルバイト面談して問題だと思うことは以下。
それに対する改善方法は以下
結果、開業するかどうかわかりませんが、先に実名を公表するに至りました。
④実際に自分の車の車庫証明・所有権留保解除・住所変更・ナンバー変更をやってみた
私は数回住所を変更していましたが、車の住所変更等を一切やっていませんでした。
これはチャンスと実際に自分でやってみました。
本籍も途中に一度移動させたりしたので、結構面倒な手続きをすることができてよかったです。
連続した住所変更を1つの書類で確認することができない状態でした。
ざっくり以下の手続きを自分でやることができました。
・戸籍の附票の取得
・住民票の除票の取得
・手数料を払うための郵便小為替の購入
・車庫証明の作成
・所有権留保解除のためにトヨタから譲渡証明書と印鑑証明取得
・車検証の住所変更
・ナンバープレートの変更続き
・封印破って、ナンバー付け替え作業
自分でもできましたが、やり方をよく理解していなかったために、スムーズにやった時にくらべて2日~3日多くかかりました。
※実務経験がなくてやると想定より時間がかかる実感
比較的簡単と言われる自動車関連の業務ですら、ネットで調べながら自分でやると日程の遅れがでました。
自分のことならいいですが、相応の対価をもらって業務としておこなった場合はクレームに発展する可能性があると痛感しました。
具体的にいうと所有権留保解除のことを理解していなかったので、車庫証明取得後に、トヨタに所有権留保解除する書類を郵送するように依頼しました。
通常なら、さきに所有権留保解除の書類をトヨタに依頼し、そのうえで車庫証明を申請する流れです。
これを逆にしたために、トヨタからの書類が届くまで2~3日、通常より日数がかかったことになります。
私が顧客でこの対応をされたらこう思います。
知識もないのに金とって業務すんなよ!せめて開業したてで、しっかり確認するので想定より時間がかかる旨明記しておけよ!
まあ簡単ではないなと思ったのが実感です。
現状では、通常より時間がかかる旨を明記して、お急ぎの方は他でお願いします的にして、クレームがおきないようにヘッジする必要があるのでは?と思っています。