建設業経理士2級を勉強する上でのおすすめサイト・動画
私は2023.5月に建設業経理士2級に合格しました。たぶん88点です。本試験後の記事は下記です。
↓合格証書です。
合格できたものの、私はまあまあ建設業経理士2級の勉強をするのに苦労しました。
簿記3級は取得しているものの、簿記2級がなかったからです。
私が思った建設業経理士2級の最大の特徴は、簿記2級合格している前提でテキスト・過去問が構成されているっぽいということです。
ようはテキスト・解説を読んでも「???」となることが多くありました。
そのために簿記2級が無い人は勉強がまあまあ大変になります。小学生低学年なのに、いきなり中学生に交じって授業を受けるみたいなイメージになります。
そして残念なことに、建設業経理士2級に関連するサイト・動画で簿記2級を前提にしていない解説がされているものがほぼありません。(少なくても私は見つけることができませんでした。)
そこで、私がみつけた勉強するのに役立つと思ったサイト・動画を紹介します。
過去問をやっていて、なんでそうなるの?と感じることが多い人には、役に立つ可能性があると思えます。
おすすめサイト:「独学のおきて」さん
「独学のおきて」さんです。(https://dokugaku.info/kensetugyou_keirisi_2kyuu/kakomon/)
予備校関係の方のサイトではなく、合格者のサイトですが、解説が過去問よりも充実しています。
↓のように、単純な仕訳でも〇〇という理由で△△にしましょう的な思考な流れを書いてくれています。
出典:https://dokugaku.info/kensetugyou_keirisi_2kyuu/kakomon/29/dai5mon-3.htm
過去問であれば、単純に答えのみが書かれているのが建設業経理士2級です。
もしくは、それっぽいサイトで調べても簿記2級でいうところの〇〇〇と同じで、解説が終わるのが通例です。
それに比べるとかなり参考になると思います。
私は過去問で間違えたときで、解説が超あっさりして納得いかなかったときは、この独学のおきてさんの解説を利用させていただいていました。
おすすめ動画:公認会計士たぬ吉の資格塾さん(※工業簿記)
建設業経理士2級は、簿記2級を前提にして解説されることが多いと説明しました。
それゆえに、一見すると遠回りに思えますが、工業簿記を勉強したほうが理解度が高まります。(私の実体験上)
私自身が50時間くらい勉強して、簿記2級の工業簿記の知識が必要と理解しました。その時の記事が以下です。
建設業経理士2級はマイナー資格ゆえに勉強しづらい。~前提条件で簿記2級(工業簿記)の知識が必要~
実際に工業簿記を勉強したら、理解度が飛躍的にあがり、理解したうえで点数が取れているという実感がわくようになりました。その時の記事が以下です。
【建設業経理士2級】やっと過去問が正解でき始める。~勉強時間50~60時間くらい~
建設業経理士2級には、(私が求める)わかりやすい動画はありませんが、工業簿記ならメジャー資格の簿記2級なので、超わかりやすい動画をみつけることができます。
そのおすすめの動画が公認会計士たぬ吉の資格塾さんです。
動画を視聴して、勉強すべきところは工業簿記の全部ではありません。
工業簿記の一部が建設業経理士2級でも使える知識になります。
勉強するべきところは、「材料費・労務費・経費・個別原価計算・部門別個別計算」のところで十分と思えます。
これ以外のことを勉強しても、建設業経理士2級では問われない内容になるので、コスパ良く勉強するならスルー推奨です。
また全体を通じたおススメの勉強法は以下で書いています。
番外編:工業簿記を勉強した上での私の過去問の点数
私は過去問は私が受験した当時で直近の2回分だけ残して、残りは演習用に使っていました。
それだと、やり足りないと思ったために、古い過去問も取り寄せてやりました。
実際にやった過去問の実績は以下です。
【建設業経理士2級】第30回の過去問の結果~94点で解答時間1時間20分~
【建設業経理士2級】第31回の過去問の結果~68点で解答時間1時間36分~
【建設業経理士2級】第19回の過去問の結果~77点で解答時間1時間51分~
【建設業経理士2級】第18回の過去問の結果~89点で解答時間1時間48分~
【建設業経理士2級】第17回の過去問の結果~100点で解答時間1時間39分~
【建設業経理士2級】第16回の過去問の結果~97点で解答時間1時間47分~
建設業経理士2級は勉強の最終調整の場面になると、失点する可能性があるのは「電卓の打ち間違え」になることが多くなります。
ゆえに同じ過去問を繰り返すよりも、本試験直前の最終調整では、初見の問題をミスなく計算できる訓練も大事と思います。
そのために、昔の過去問を取り寄せるのもアリだと思います。私はそうしました。
ご参考になれば幸いです。