【行政書士試験】ゴリゴリ勉強するのは初受験組~リベンジ組の90%は油断して勉強量が少ない傾向~
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↑ウサギとカメでいうところの、リベンジ組はウサギになる傾向です。
相も変わらず行政書士受験生を定期的にチェックしています。
そこで思うのは、やっぱり初受験組の模試の点数が頭一つ抜けていることです。
通常であれば、リベンジ組がそうなっているべきでしょう。特に170点台で不合格になってしまった人などは、その悔しさをバネに模試で無双(高得点連発)しても良さそうに思います。
が、毎年見ていて思いますが、実際はそうはなりません。
その理由はハッキリしていると私は思っています。リベンジ組(特に前年で170点台)は、あともう少しで合格できると思って、逆に油断して勉強のペースを緩める人が多いためです。
ウサギとカメでいうところのウサギになってしまうわけです。
※全員がそうなるというわけではありませんが、私の観察するかぎり20人中19人はウサギになります。
ここ3年みていて、初受験組にも負けず劣らず勉強していたと思えるのは2人です。(2人とも200点オーバーで合格)
※ちなみには私は2年目の勉強時間は9月末の時点で1200時間に到達していました。
ドヤりたいわけではなく、客観的な事実として書いています。
また行政書士試験は勉強時間をふやせば合格できる試験でもないので、勉強時間が多ければ良いというものでもありませんが合格確率は高くなりやすいでしょう。
リベンジ組が勉強量が少ないのに比べて初受験組の勉強がゴリゴリ勉強していている様子が2023.9時点で観察できています。
初受験組の様子とリベンジ組との比較をしてみたいと思います。(※あくまでそういう傾向があるということです。)
目次
初受験組の勉強時間:1000時間オーバーの人をよく見かける
私の観察している範囲ですが、2023.9時点で勉強時間が1000時間オーバーの人をチョイチョイ見かけます。
まあまあのハイペースで勉強できているように思います。
年間1000時間の勉強となるとなかなか大変です。私自身も行政書士試験中は、これくらいのぺースで勉強していましたが、今ではもうできません。そこまでの気力はありません。
通常、行政書士試験を合格するのに必要な勉強時間は600時間~800時間と言われています。
ゆえに、多くの人は勉強時間が多くても800時間になるような計画で勉強していると思えます。(私の観察するかぎり)
そのことから年間で1000時間勉強できることは、まあまあスゴイと思えます。
年間で1000時間~勉強できるということは周りに流されずに自分の価値基準で勉強できる人とも見ることができると思います。
しかも9月頭の段階で1000時間オーバーなので、1200時間以上は余裕で勉強することになるでしょう。
人によっては1500時間~1800時間くらいする人すらいそうに思えます。
リベンジ組でそこまで勉強している(と思える)人は残念ながら私はほとんど見かけません。リベンジ組は発信しずらいからかもしれませんが。
【行政書士試験】4年目以降の受験生が行政書士試験について発信しなくなる理由。
リベンジ組は大手予備校の模試が始める7月末くらいから、本腰入れて勉強を開始する人が多い印象を受けます。
そこから逆算するとリベンジ組の年間勉強時間も400時間~600時間におそらくなるでしょう。
初受験組の模試の点数:記述抜きで160点越えがゴロゴロ。時には記述抜き180点~も。
初受験組で勉強1000時間~組の全員が模試で高得点をとれているわけではありませんが、悪い点数の部類の方でも記述抜きで160点前後のところまで来ています。
高得点できている人なら記述抜きで180点前後にもなっています。
記述抜きで160点前後であった場合は、楽観できませんが合格できるかもしれない水準に思えます。
同時期の2年目時点の模試の点数は以下です(初年度は模試を受けていないのでデータはありません)
①到達度確認模試2回;記述抜き174点、
②全日本公開模試:記述抜き158点
少なくても、2年目の私以上の点数をとれているわけです。
少なくても当時私よりも合格確率が高い状態に現時点ではあります。あくまで2023.9時点ですが
私はこのレベルでさえ、2年かかり、勉強時間でいえば累計で2000時間~を余裕でしています。
私が必死で試行錯誤して到達して水準に初年度から到達できているわけで、うらやましいかぎりです。
私の勉強すれども点数が伸びずに試行錯誤した様子は以下で書いています。気になる方は参照ください。(一部有料です)
【行政書士試験】勉強すれども点数がイマイチ伸びない方へ!「正しい方向の勉強をしているか?チェックする方法」のご紹介。
一方でリベンジ組の模試の点数は?というと記述抜きで160点前後であることが多いです。
ある意味でリベンジ組は勉強量が少ないにもかかわず、初受験の1000時間~ゴリゴリ勉強組と似たような点数を取れています。
人によっては効率的と喜ぶかもしれません。
が、初受験の1000時間~ゴリゴリ勉強組は記述抜きでも180点近い点数を取れる可能性がありますが、勉強量の少ないリベンジ組だと可能性は少ないでしょう。
同じ点数かもしれませんが、高得点が取れる可能性は、初受験の1000時間~ゴリゴリ勉強組の方にあると私は思っています。
行政書士試験は160点前後までなら、誰でも取ることができますが、160点~180点のレベルになると、ちょっとやそっとでは点数が取れない領域になるためです。
詳細の理由は以下で書いています。気になる方は参照ください。
行政書士試験の複数年受験者がする勘違い。~気が付かないとドツボにハマる~
※私は以上のように考えていますが、この点は人によって考え方が違うかもしれません。
※リベンジ組は油断して(ウサギになって)はいけない(と私は思う)
私の観察している限り、リベンジ組は合格に必要な勉強時間を600時間~800時間として、「昨年までの勉強で十分やっているから、今年はあまり勉強しなくてもいけるっしょ」と思っているように思えます。
ツイッターの発信等をみていると、ところどころに以下のような主旨のことを思っているであろうことが見え隠れします。
・昨年までの貯金があるから~
・合格まであと少しなはずなのに~
・受験生のなかでは先頭集団にいるつもりでいるのに~
・ボチボチ本腰で勉強開始するか~
一方で初受験組に目を向けると上記で説明したように、合格に必要な勉強時間を600時間~800時間などは無視してゴリゴリ勉強している人がいるのも事実です。
できるかぎり省エネで必要最低限ギリギリの勉強で合格する方が効率的なのかもしれません。
がそれは万が一不合格になれば、一転して超非効率になりえます。どうなるかはわかりません。
となると、油断せずに合格率が少しでも上がるようにウサギにならずに(油断せずに)ゴリゴリ勉強するという方が無難に思えます。
※以上のことは、あくまで私は観察している範囲における主観的なものです。そんなことないよ!と思う人もいるかもしれませんが、ご容赦ください。