一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

2023年になったら行政書士の開業予定~現時点で考える戦略~

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私はR3の1月26日に行政書士試験に合格し、開業申請ができる状態になったものの2022年10月現在しておりません。

 

というのも、行政書士の業務をすでに経験している場合を除いて、行政書士試験に合格しても実務的にはただの素人です

 

この点が一番にひっかかり、開業に対して二の足を踏んでいました。

 

ネット社会で多くのことが調べればわかる状態になっているにもかかわず、わざわざお金を払って行政書士に仕事を依頼するのに、その行政書士が素人同然というのはどうか?と私は思っていたわけです。

 

がこの点は解決できました。

 

専門書を読む、行政にあるマニュアル(手引き書)に目を通す、ネットで情報を集める等の最低限をやった上であれば、実務経験が0であって素人同然であってもお金をとって仕事を受注して問題ないと考えを改めました。

 

そのように思い直した理由は下記です。

 

 

行政書士に依頼をする人の中には、「時間がなくて自分ではできないから、代わりにやってほしい」というニーズの方がいるわけです。

 

そういうニーズの方で、そこまで急いでいない人から注文を受注すれば問題ないと言う判断です。

 

通常の行政に提出する書類が、マニュアル(手引書)をみても作成できないということはあり得ません。

 

あり得るのは、知識・経験がないために段取りが悪く、想定よりも時間がかかるケースです。

 

そして、時間が想定よりかかった結果、「何をチンタラやってるんだ!プロだろ!知識もないのに金とって仕事すんな!」とクレームが発生するリスクがあることです。

 

そのリスクは、「行政の対応は顧客によって千差万別です。ご提供いただく情報量などによって通常よりもお時間をいただくこともあります」などのヘッジを入れて、緊急で今すぐ対応してほしい層を除外することで低減できると思えます。

 

※実際は行政書士の実務経験を積みたいと思っても、実務経験を積む場所がありませんので、実務経験0で開業せざるをえません。

 

 

というわけで、開業を躊躇させるメインの理由が消えたわけなので、ボチボチ具体的に戦略を考えていこうとなった次第です。

 

開業するとどれくらいのペースで仕事が受注できるのか?をまずは観察。

 

開業した後に、仕事を受注できるか?は気になります。

 

仕事を受注できるか?どうか?は人によるというのが実際ですが、それだとイメージが湧きません。

 

コネなし、経験なしで、かつネットからの集客をメインで開業したっぽい行政書士の方が仕事を受注する様子を観察しました。

 

 

結果は3か月に1回受注できるか?だろうことが観察できました。つまりはほとんど受注できないということです。

 

まあ、実務経験もコネもない素人がやっているわけなので当然といえば当然と思います。

 

過度な期待をせずに、3か月に1回受注できればいい方くらいで、ほぼ仕事は受注できないをベースに開業すれば、大きな見込み違いにはなりえないと思えます。

 

戦略①:数年は行政書士業務の収入がなくても生活できる状態にした上で開業。

 

開業をする方は、多くの方は鼻息を荒くして、「1国1城の主だぜぇ~」と期待とやる気に満ちると思います。

 

が私は、そんな淡い期待は持たずに、上で書いたように当面は受注仕事が0だろうという想定をしています。(具体的には3か月に1回の受注程度。)

 

経験なし、コネなしでやる以上しょうがないと思います。

 

ネットでの集客ができるノウハウを持っていれば良いですが、残念ながら私は不得意です。

 

アマゾンの物販で売れる広告の出し方は知っていますが、リアルの集客となるとやったことがないのでわかりません。

 

が、過去にやっていたブログのPVから推定するとネットに検索上位をとるのは得意ではないと思えます。

 

となると、開業しても、ほとんど仕事の受注は出来ないと思った方が良いでしょう。

 

悲観しているのはではなく、自分の知識・経験から逆算すると、そうなるのが濃厚だろうということです。

 

そうなるのを想定した上で、どうしていくか?を考えていけばいいわけです。

 

つまりは開業しても、少なくても数年は生活するのに十分な収入は「行政書士業務から」は上げられないことを前提にして物事を組み立ていくということです。

 

もっと言えば、行政書士業務から収入が数年なくても、問題なく生活できるようにしておくことが必要ということです。

 

行政書士業務の収入で生活する前提で、開業すると、おそらく数年で生活が苦しくなり立ちいかなくなると思えます。

 

戦略②ネット集客でやる業務を1つに絞る

 

どうせ、受注がほぼない状態になるのが予想できることから、あれもこれもメニューに掲げることはしなく、1つだけのメニューしてやっていこうと思っています。

 

ネットから集客をする場合です。

 

ネットからの集客を考えた場合は、あれもこれもメニューに並べない方が顧客側はわかりやすいと思えます。(少なくても私はそう思います)

 

それだけでもかなり差別化ができると思っています。

 

基本、開業すると仕事を受注したい気持ちで鼻息荒くなっているので「あれもこれもメニューに並べて」とにかく仕事の受注できる可能性を広げようとする思考になりガチだと思えます。

 

が、開業して間もない状態で「あれもこれもメニューに並べて」をやると、何を売っているのか?が顧客側から見たときにわかりにくくなります。

 

少なくても何に専門性があるのか?はわかりません。

 

この人に仕事を依頼したら、ちゃんとやってくれるか?がわかりにくい状態になりやすくなると思っています。

 

実際に、私の観察している限りだと、あれもこれも系のHPを作成している方の仕事の受注ペースは、特化してHPを作成している方に比べて鈍い印象を受けます。

 

 

戦略③:リアルでの集客は顧客にあわせて何でもやる

 

一方で、リアルでの集客も、無理がない範囲でやっていこうと思っています。

 

そもそもの知り合いがほとんどいないので、そもそも人と接する機会があるのか?と疑問に思いますが、意識的に接触機会が増えることをやっていこうと思っています。

 

その際は、リアルで会話をすることができるため、ある程度柔軟に対応できると思っています。

 

私は開業したばかりであり、知識・経験が乏しいことも理解していただけている状況と思えるため、チャンスがあれば仕事を受注しても問題ないと思えます。

 

どちらかと言えば、リアルでの集客を最初の数年は意識してやって実務経験を積み上げたいと思っています。

 

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